「
今度こそ iPod キラー?ソニー、音楽プレーヤー『 Rolly 』を予告」
(
ITmedia より)
来月、
ソニー が
Rolly という新型の音楽プレーヤを発表するそうです。
「反撃、まだですか?」とつっこまれているどこぞの携帯電話会社ではないですが、
そろそろ「
iPod キラー」という文句も聞き飽きました。
何度も言うようですが「
iPod キラー」と口にして、
Apple を目の敵にする企業が勝てないのは、
結局のところ
iPod というハードウェアではありません。
iTS 、
iTunes との
トータルソリューション、それが
iPod の魅力です。
「トータルソリューション」というと格好良く聞こえますが、
要は楽曲の入手から鑑賞、管理に至るまで
現状で一番簡単で自由度が大きいということだと思います。
自由度が大きいと言っても、楽曲を手に入れるところは
iTS しかなく、
管理も
iTunes でしかできないわけですから、
所詮、
Apple の手のひらの上の
「自由」でしかありません。
しかし、裏を返すとその程度の自由に勝てないのが現実です。
正直、
ソニー の製品には、
「バッテリーのもち」以外の魅力は感じません。
イメージの問題も大きいでしょう。
今や
Apple は
iTunes Plus の
開始 を始めユーザの自由度を高めてくれる会社、
そして
ソニー は未だに
傘下のレーベルが持つ膨大な数の楽曲を
iTS にだけ提供しない、
ユーザのニーズなどは二の次の会社、個人的にはそういうイメージです。
# アクセスするなりウィンドウサイズを変えてくれる
Rolly-show は、
このイメージを象徴しているように思います (-_-;>
どちらにしろハードウェアではないユーザの立場に立ち返ったブレイクスルーがない限り、
どんな製品を出しても「
iPod キラー」には
なり得ないと思います。
Rolly の登場でたった一つ期待することがあるとすれば、
「 Rolly キラー」として、
お預けになっている第 6 世代
iPod が
登場してくれることですかね。。。残念ながら、
それは
Apple に対する期待ですが…
ソニー の製品は
昔からあこがれもあり、今も好きなメーカーの一つなんですが、
こと携帯プレーヤー製品に関してだけは
年々イメージが悪くなっていっているような気がする…