Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Aug 07, 2007 at 22:42

またまた逝った。。。 orz

 とある夏の暑い日、一度閉じてサスペンドしたノート PC を再び開くと、 電源ランプが点灯したまま画面が真っ暗、いつまで経っても復帰してきません。 最近、めっきりトラブル続きで、ノート PC の HDD 、 SD カード、 サブデスクトップの HDD に続き、またもやノート PC の HDD にトラブル発生かと、 ものすごい勢いで血の気が引いていくのがわかりました。
 強制的に電源断したあと、再び電源を入れても BIOS 画面すら上がってきません。 HDD トラブルなどと言うようなかわいいトラブルではないかもしれないという考えが頭をよぎって、 さらに血の気が。。。
 なんと言っても、今現在、ノート PC を買い換えるタイミングとしては、 どう考えても最悪のタイミング。 デスクトップリプレイスなノート PC ならいざ知らず、 携帯を前提とするような軽量ノート PC は、まだ SantaRosa プラットフォームの チップセット 965GM の省電力版が提供されておらず、 現在販売されている 1.2kg 以下のノート PC は、 Vista にはどう考えても非力な 内蔵グラフィックスしか有しない前世代 945GM の省電力版 945GMS を 使用しているものがほとんどです。 しかも、日本のメーカーの大半が一般店頭販売用には Vista プレインストール機、 もしくは不必要なほどにハイスペックにして高価な XP 機しか用意されません。
 いや!今、このタイミングで買い換えるのは絶対にいや!! )T-T(
 ここで死んでくれるな> Let's note LIGHT W2

 と言うことで、悪戦苦闘開始。
 一度 W2 本体を分解、内部コネクターなどが緩んだり、明らかに劣化した部品などがないかチェック。 問題がなかったので再び組み直して、バッテリを抜いたまま AC アダプターを繋いで電源 ON 。
 幸い何度かに一度、BIOS は立ち上がってくる(もうこの時点で HDD 上の Windows は起動しないことを確認 orz )ので、 Acronis True Image Personal 2 で C ドライブのバックアップを敢行。 どうもうまくバックアップがとれたようなので、 次に C ドライブをリカバリ CD を使ったリカバリを実行。 ここまで何度か電源を切ったり入れたりを行いましたが、 HDD のシークが始まらないと確実に起動に失敗します。
 何とか Windows XP の再セットアップまでは成功し、 何度か Microsoft Update を繰り返し、ATOKウィルスバスター 2007 をインストールして 再起動したときに。。。ブルースクリーン。。。すでに夜中 1:30 を経過。。。半泣き (T-T)
 しかし、ここで何度か電源を入れてみたところ、どこをどうしたのか BIOS のエラー画面が… そこには増設用メモリーのチェックで失敗している旨のメッセージが表示されていました。

 天の助け!
 増設した 512MB のメモリを引っこ抜いて起動してみると、 何事もなかったように無事起動。。。た、たすかった orz
 で、ここでもはや 3:00 。。。明日は仕事だというのに o...rz

 と言うことで、またもやせっせと環境構築にいそしんでいます。
 その後、何事もなかったように動いていますが、 なにせメモリ容量が 1/3 になったので、アプリケーション実行環境としての 快適さも 1/3 。。。以下 (;_;)
 新しく増設メモリも発注。。。W2 を買ったときは 512MB(DDR MicroDIMM) で 3 万円強しましたが、昨今は同じ容量で 17,000 円前後。 安くなったとは言え。。。MicroDIMM たけぇよ。。。 この W2 、引退までいくら金がかかるのだろうと思うとへこみます。
 絶対最近何かに祟られているような気がする )T-T(
ADTEC ADF2700F-L512
( ADTEC )
¥18,694
 はやいとこ、重量 1kg 以下、満充電で丸一日楽勝で Vista が飛ぶように動く 実売 20 万円以下の 2 スピンドル 12inch 以上のワイド IPS 液晶搭載機出してください>日本のどこぞのメーカー様 (^^;>
Posted on Aug 05, 2007 at 00:09

Vista トラブル報告 #2

 先般から悩まされ続けていた Vista PC の 起動時、ネットワーク接続されない問題について、 原因がうっすらとわかり始めました。  そもそもにして、まだ Vista に慣れていないので、 個人的な設定ミスか、それともまだ熟成が進んでいないと思われる デバイスドライバかと考え、NVIDIA 提供の チップセットドライバを疑っていたのですが、 原因(と現在のところ思われるの)は ウィルスバスター 2007 でした。  解決方法は至って簡単でした。
 「ローカルエリア接続のプロパティ」を開いて 「 Trend Micro Common Firewall Driver 」を無効にするだけです。 これで Vista 起動時に ネットワーク接続されないという問題は回避されます。
Image:20070804VistaTrouble2.jpg
 Vista におけるネットワーク周りのブートシーケンスを 理解している訳ではないので、一概に ウィルスバスター 2007 だけが問題だとは言い切れませんが、 この回避策を実行した上で、これまでネットワークの起動に失敗したことはありませんし、 またこれ以外の問題には遭遇していません。
 ただこの回避策を実行した場合、おそらくは ウィルスバスター 2007 のファイアウォールは 機能しません( Vista 側も ファイアウォールが機能していないことを関知しません)ので注意が必要です。
 個人的には ウィルスバスター 2007 には、ウィルス検知機能しか 期待していませんので、すぐに無効にすることを選択しましたが、 特にルータなしで、直接、PPPoE などでインターネット接続をしている場合などは、 この回避法は採らず、面倒でも Vista 起動のたびに ネットワーク接続をリセットすることをお勧めします。

 最後に。。。
 疑ってすまんかった > Microsoft , NVIDIA

 来年は ノートン 使ってみようかな。。。 「 『ノートン・インターネットセキュリティ 2008 』日本語ベータ無償公開」INTERNET Watch より)
Posted on Aug 04, 2007 at 20:16

MediaMonkey v2.5.5

http://www.mediamonkey.com/
 さて、Firefly を導入して、 これで共有しても iTunes で化けないよう、 また同じビットレートでエンコードしてもこれまでの Quintessential Player で エンコードしたものよりも高品質なものが得られる LAME MP3 Encoder を 使用する MP3 作成環境を探し続けた結果、 見つけたのは MediaMonkey でした。
Image:20070804MediaMonkey.jpg
 とにかく超多機能で使いこなせていないのですが、
  • Firefly で共有しても 文字化けしない文字コードで MP3 タグを編集可能で、 タグエディタとしてもかなり高機能
  • Amazon の商品情報から検索して アートワークを埋め込むことが可能
  • リッピング性能も評判が良く、なんと言ってもエンコードエンジンとして LAME が使える
  • 一応、日本語化可能
と新 MP3 作成環境として考えていた条件をかなり高いレベルで満たしています。 また、LAME エンジンの バイナリ (lame_enc.dll) が付属していますが、これは Cow&Scorpion などから新しいβバージョンのエンジンに置き換えて使用することもできます。

 ただ唯一の難点としては、 Gracenote CDDB から 楽曲情報を引いてくる仕様にはなっていません。 これは仕方がないことで、 Gracenote CDDB の使用は 無償ではないですから、こういうフリーなソフトウェア ( MediaMonkey にも ゴールド版はありますが…)で 利用できるものはないのかもしれません ( Quintessential Player は どうも例外)。
 初期設定のままでは、特に邦楽系の楽曲情報は引っ張ってこれないことが多いので、 オプション設定の [ 一般 ] - [ Network(Proxy & Freedb) ] の設定で Freedb settings の Server name を freedbtest.dyndns.org にすると多少ましになります。
 基本、エンコードのあと、タグ情報は変更する多かれ少なかれ、 編集することが常ですので、ないよりましと言うことで CDDB に関しては これで妥協することにしてます。

 ということで、今後は MediaMonkey で 一部お気に入りのアルバムなどを再エンコードしてみることも含めて、 MP3 作成環境として使い込んでいく所存でございます。一件落着。
Posted on Aug 03, 2007 at 11:47

Launchy v1.25

http://www.launchy.net/
 Vista を使い始めて、 かなり早い段階から思い始めたことが、 「スタート」ボタンのランチャーが使いづらいことでした。
 Windows95 時代からあの横に横に広がっていくランチャーを使い続けてきた者にとって、 いきなり Vista になって、 あの狭いランチャーの中で遷移するランチャーは使いづらい。。。 思うにバラバラと広がっていくこれまでのランチャーには視認性がありましたが、 Vista ではある程度あのメニュー構造を 記憶している必要があるからだと思います。  かといって、Vista の場合、アイコンが大きいので、 デスクトップにこれまでのようにバラバラとアイコンをばらまくと美しくないなぁ。。。 と言うことで、一度はプログラムランチャーをちょっと気合いを入れて探したのですが、 めぼしいものが見あたりませんでした。
 個人的にボタン登録型のランチャーは、がしがしプログラムを登録していくと、 結局、デスクトップにアイコンを放置するより不便になることが多いので、 ハナっから排除していたのでそもそも選択肢が少なかったということもあります。
 ぐっとこらえて、デスクトップに置くアイコンは抑え気味に 「スタート」ボタンランチャーを使っていたわけです。 そんな昨今、たまたま見つけたのが以下の記事。

「 SourceForge 、『優秀なオープンソースプロジェクト』の投票結果を発表」ZDNet Japan より)

 この記事の中で「新プロジェクト部門最優秀賞」を受賞していた Launchy と言うプロジェクトを 耳にしたことがなかったので、気になってリンクをたどってみると、 これがランチャープログラムのプロジェクトでした。
Image:20070801Launchy.jpg
 これすげぇ。。。 シンプル、そして、こういうのをクールというのでしょう。 すみませんが、私のボキャではこれ以上のほめ言葉が見つかりません。
 [Alt]+[Space] で上がってくるダイアログに、適当にプログラム名をタイプするだけ。 ほとんど何も設定する必要なしで、 起動すれば「スタート」ボタンランチャーに登録されている プログラムをインデックス化してくれます。
 その他にも「 My Document 」と打てば(途中まで打って Tab 押しも O.K. ) マイドキュメントが開きますし、 「 Google 」とタイプしてから Tab を押し、調べたいワードをタイプしてリターンキーを叩くと、 ブラウザを起動して Google で検索してくれます。
 他にも一杯 Tips 的な使い方があるそうで奥も深い、 スキンも変えられて見栄えもばっちり、とどめはプラグインで機能も拡張していけます。

 個人的にはこういうランチャー探してました。
 Vista で使うつもりで探していたのですが、 すでに試しにインストールした Let's note LIGHT W2 で 手放せなくなり始めてます。 マウスがつながってない状態でキーボードだけでプログラムが呼び出せるというのが、 とっても便利。久しぶりに大ヒットです > Launchy
 超おすすめ (^-^)/

 最後に Vista で使う際の注意。
 インストール直後、初期設定ではインデックス対象ディレクトリとして、
  • C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu
  • C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu
 が登録されています(システム起動ドライブが C の場合)が、 上記二つのディレクトリ以下にある Programs ( Vista 日本語版では「プログラム」と表示される) というフォルダをインデックス化対象ディレクトリとして追加しておかないと、 うまくプログラムを候補として挙げてくれませんのご注意ください。
 あと日本語化は、毎度お世話になっております TiltStr:: 不定期版 さんちでどうぞ。
Posted on Aug 01, 2007 at 23:01

WordPress v2.2

 リニューアルされた futuremix がちょっとすてき。
 あまりにすてきすぎて、くすぶっていた WordPress への興味爆発、 ちょっとがっつり調べてみました。
 個人的に今更 Movable Type は ないなと思っている(全く個人的な技術的興味の観点からと言う意味です。 悪意はないです> Movable Type ユーザ様)のと、 GPL(GNU Public License) で配布されている WordPress の方が、 万が一どっぷりはまりこんでも難しいことを考えなくてすむかと… ただし、ブログツールとして blosxom 以外のものを使う気はさらさらないので、ブログツールとしてではなく CMS(Contents Management System) として運用できないか… という方向性で、ちょっといじってみようかなぁ…と。
 XREA.COM で 間借りしている場合の インストールガイドを 発見 できたことですし、 PukiWiki を 導入したときに勉強した PHP も そろそろちょっと使わないと忘れてしまいそうだし。。。 ま、時間ができたら…と言う程度。
WordPress標準ガイドブック: 導入&基本操作からフルチューンまで
マクラケン 直子 著
( (株)マイナビ出版 )
¥85
WordPress 2.2でつくる!最強のブログサイト―2.1/2.2対応
乙彼 三太郎 著
( ソーテック社 )
¥504
Posted on Aug 01, 2007 at 00:23

Opera@USB v9.22 International Version

「 Web ブラウザー『 Opera 』を USB メモリで持ち歩ける『 Opera@USB 』 v9.22 」窓の杜 より)

 最近、あんまり漫喫とか行く時間も機会もないし、 お客さん相手の職務でもないので、 PortableFirefox も 正直、あまり使う機会がないのですが、ちょっと気になったのでメモ (._.)φ
 Opera って今でもメールクライアントとかも くっついているんだろうか。。。 それなら SeaMonky みたいで 便利かなと思ってみた。
Posted on Jul 31, 2007 at 22:31

I/O DATA SEG CLIP GV-SC200

 昔から結構ながら族(最近こういう言い方するのかな?)で、 自宅 PC で何らか作業しているときは、音楽を聴きながらとか、 テレビを見ながら…なんてことが普通です。 そう言うことで、今回、Vista PC を セットアップしたあと、この PC にもチューナーカードが欲しいなぁと思い始めました。
 最初は折角 Ultimate Edition を使っていますし、 地上波アナログのチューナーカードを新規で買おうかと思ったのですが、 ふと頭を「ワンセグ」という言葉がよぎり、 USB タイプのワンセグチューナーを買ってしまいました。
 元々買うならどれにしようかと思って考えていたこともあって、 買うと決めたら製品選びに時間はかかりませんでした。 購入したのは I/O データSEG CLIP GV-SC200 です。  同様の製品の中では小型に分類される GV-SC200 ですが、 昨今のスタイリッシュな USB メモリなどと比べるとちょっとぼってりと太いです。 ノート PC 等で使う場合、USB のポートが隣接していると、ものによっては干渉します。 個人的に Let's note LIGHT W2 に普段、 ロジクールV200 のレシーバをつなぐことがありますが、 この環境でぎりぎり干渉します。
 問題の受信感度ですが、自宅(東大阪市東部)の南向きの部屋の窓際で携帯用アンテナでは 抜群とは言えない状況です。また自室である北向きの窓際で、 延長アンテナを使ってもさらにいまいちです。 関西テレビ毎日放送 の受信が特に厳しいです。
 おまけにソフトウェア側が、選局中は終了すら受け付けない状態で固まります。 受信感度が悪い局を選択するとゾンビのように画面に居座ってくれます。 またガジェットの方は画面サイズすら選べず、広いデスクトップでは こんなもんちっちゃすぎて何が映っているかわかりません。
 とどめは Vista にインストールすると、 勝手に UAC (ユーザーアカウント制御)を解除してくれます。 最初インストールしたときになんだと思ってマニュアルを読んでみると…
Windows Vista で本製品を使うには、 Windows Vista の新機能である ユーザーアカウント制御を無効にする必要があります。

問題なく製品を使用できることを弊社で確認しております。
 マイクロソフト に向かっていってみろ! そもそも PC で SEG CLIP だけを使うユーザがいるか!! おまえが言うな!って感じです (-_-X

 そこそこ受信できる地域での使用では知りませんが、 少なくとも現状受信できるか微妙な地域、環境で、 しかも Vista デスクトップ PC での使用は 全くお勧めしません。
 うちでは Vista PC から早々とアンインストール。 出張、旅行時のお供アイテムとして XP ノートで使用することにしました。 活躍の場激減です。
 しかし、このレベルで Vista 対応と言わないで欲しい。。。 まだ Vista でちょっと特異な周辺機器を使うのは危険だな。。。 反省 orz
Posted on Jul 30, 2007 at 23:42

Quintessential Media Player Build 118

 Firefly の導入( #1, #2, #3 ) に伴って、MP3 ファイル作成環境を見直す必要に差し迫られてきました。
 これまでは Quintessential Player でエンコードして、 Super Tag Editor 改造版で タグ情報などを補正して使用してきましたが、 タグ情報として埋め込む文字コードの問題から、最初から iTunes で共有しても問題のない UTF-8(/16?) で文字コードを埋め込んでくれるツールで揃えてみようと思い立ちました。
 そこで白羽の矢を立てたのが Quintessential Player の 次期バージョンに向けた開発版である Quintessential Media Player Build 118 。
Image:20070729QuintessentialMediaPlayer.jpg
 楽曲メタ情報は Gracenote CDDB から引っ張ってくれますし、 その文字コードも iTunes の共有で 問題のない文字コードで埋め込んでくれます。 日本語化に関しても こちら で公開されている パッチを使えば問題なし。
 またなんと言っても MP3 エンコードは LAME エンコーダを叩く仕様になっていて、 これが最初期待していなかったのですが、 128Kbps 設定でも目一杯時間をかけてエンコーディングする設定にすると、 私の貧弱な耳で iPod 経由で聞いても、 音の厚みというか木目の違いがわかりました。

 これはいい!即採用決定!!と思ったのですが、問題発生。
 エンコードしたファイルを Quintessential Media Player の メディアライブラリでブラウズすると、再生時間の表示がめちゃくちゃ。 本来 3 分そこそこの曲が 20 分オーバーと表示されていたりします (実際に再生すると 3 分そこそこでちゃんと終わります)。
 なんだこれは。。。と、原因や解決方法を探ったのですが、 全く情報が見あたらず。。。頓挫。。。導入断念 orz
 新 MP3 作成環境構築は暗礁に乗り上げてしまいました。。。
Posted on Jul 30, 2007 at 23:06

AstoreTwirl

あまなつ日記 「 新バージョン!! Amazon インスタントストアと連動した AstoreTwirl はじめます。」

 あまなつ からまたもや 魅力的なツールが… Amazon.co.jp のマイページに表示される あれ(みたいなやつ)です。  うお!どっかにつけたい!!。。。が場所なし。ちっちゃい頃から整理整頓は苦手です orz
Posted on Jul 30, 2007 at 22:32

au one: これは革命か?

「 KDDI 、携帯&パソコンの統合ポータル『 au one 』」ケータイ Watch より)
「 KDDI 高橋氏『 au one で PC と携帯電話を一体化したサービス拡充を』」
「 KDDI 、 Gmail 採用など PC ・携帯対応の新ポータル。 DION は au ブランドに」
(以上、 Broadband Watch より)

 これはひょっとすると「革命」かもしれません。
 いよいよこの日本で、世界一重装備な携帯電話とインターネットサービスの「本気の」 融合がここから始まる予感がします。

 これまで「世界の最先端を突っ走る」と評された日本の携帯電話は、 メールやウェブと言っても、携帯電話だけでやりとりできるメールで、 携帯電話でだけ閲覧できるウェブでした。
 PC と連携して…などと標榜することはあっても、 それはキャリアが保証するものではなかったような気がします。
 なぜなら携帯電話のサービスは、端末機能と結びついたもので、 新しいサービスが始まれば、ユーザには新しい端末を買ってもらうことが大前提であって、 情報だけが一人歩きして、携帯電話より優れたデバイスに 連れ去られては元も子もありませんから、そのためには携帯電話で取り扱う情報は 携帯電話の中に「虜」にしてしまう必要があったからです。

 しかし、昨今、販売奨励金制度是非がやっと論議されるようになって、 またここまで普及し、老若男女各個人が身につけられるようになった携帯電話に代わるデバイスは 早々現れるものではないという現実が確固たるものになってきて、 いよいよ携帯電話に「虜」にされていたデータは、 Google が提供する ウェブアプリケーションを介して解放され、より手軽に PC でも共有できるようになります。 しかもこれは携帯電話キャリアが保証するサービスです。 これは十分に革命といえるでしょう。

 現状、ポータルとメールサービスを中心に語られていますので、 過度の期待を抱きすぎと言われそうですが、 期待を抱かざる得ない理由が二つあります。
 一つはバックについているのが Google と言うこと。 米国では Google フォンという 電話サービスを展開するのではないかと噂される Google としては、 「世界最先端の端末」が実働する日本市場を格好のテスト環境と 考えていても不思議ではありません。 今までの日本の携帯電話ビジネスの常識など消し飛ばすほどのサービスを au に提案してくるかもしれません。

 そして、もう一つは用意しているという発言が以前あった au のスマートフォンの存在。 もしこの au one と結びつけば…これまで全世界的に見ても 端末デバイスばかりに注目が集まるスマートフォン市場において、 ネットワークサービスと完全に融合したスマートフォンが登場するかもしれません。
# その端末開発パートナーは、これまではスマートフォンを発表したことはないですが、 Windows Mobile 端末の 開発経験があり、かつ古くからの au の端末供給先の こちら だと思うんですが… (これは全く個人の妄想)

 久々に夢が膨らむネットワークサービスです。
 開始時には早速、アカウントを作らせてもらおうと思います。 期待を裏切るときはよい方に裏切ってください。 私ごときの想像を絶するくらいに…