最近オフィスでの筆記用具として、万年筆を使っています。
それまでは自筆で文字を書くことなどめっきり少なくなり、
そう言うこともあってノベルティでもらったボールペンなどを
使い回していたのですが、たまたまインクがなくなって、
代わりのものがオフィスを見回しても見あたらなくて、それならばと
byway, sideway さんちの記事に感化され、
うちのボスも使っていることもあり、
LAMY の Safari を
(ボディは黒と赤、インクの色に合わせて)二本ほど、
楽天 経由
高級万年筆の文栄堂
さんで購入しました。
# 品揃えも多く、対応も早く大変満足のいく買い物であったと、
付け加えておきます。
この Safari と言う万年筆、3,000 円前後の安物の鉄ペンですが、
万年筆にありがちな不必要な豪華さはなく、それでいてそれとなしにクールなデザインで、
何より値段の割には 100 円やそこらのボールペンでは味わえない
すばらしい書き味が味わえます。
ということで、まだ使い始めて二ヶ月も経っていないですが、
非常に気に入ってます。
万年筆と言えば、大学に入学した時に親戚の叔父から日本製のものを一本、
祝いとして頂いたことがあるのですが、結局、使いこなせず
最後にはなくしてしまいました。
それ以来ですが、強制されて大量に自筆でものを書くことがなくなった今になって使ってみると、
ボールペンやシャープペンシルと違って、万年筆でゆったり余裕を持って
字を書くことが非常に贅沢に思えます。
また相応に年を食った一人の社会人として、
気に入って使い慣れたステイショナリーを身につけるということで、
最近味わうことの少なくなった一人前になったような自己満足を感じることもできました。
先般の
椅子を購入 といい、今回と言い、なにやら最近、普段は興味を
持たないような代物に投資しています。
しかし、それが高価であれ、そうでないものであれ、
自分が満足できる「本物」に出会えるって、本当に贅沢なお金の使い方だな。。。
と、ふと思ってみた出来事でした。