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夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Dec 30, 2014 at 10:46

Samba と NFS の設定を見直しました

 先般、 NAS4Free v9.3 系へアップグレードしたとき、 NFS の設定が原因で安定しなかった反省から、 Samba と NFS の設定を見直してみることにしました。

 一度、設定が安定してしまうと、オペレーティングシステムを入れ替えても、 Samba などの設定はそのまま引き継ぎ、 使い続けている傾向にあるので、いい機会だと腰を落ち着けてやってみました。

 いろいろ試行錯誤はあったのですが、その過程はすっ飛ばして、 まず NFS の設定から。
 うちでは Samba を動かしている CentOS から NAS4Free で管理しているストレージに NFS でマウントをかけています。
 /etc/fstab に記載して起動時にマウントがかかるようにしてあり、 今回の見直しによって以下のようになりました。
192.168.0.1:/mnt/mnt_zfs/Lib /mnt/mnt_nfs nfs rw,noatime,tcp,intr 0 0
 ずいぶんすっきりしました。
 読み込み・書き込み時のバッファサイズの指定がなくなったこともそうですが、 ファイルロックの無効化 (nolock) も外しました。
 これはあとで書きますが、 Samba のオプション指定を増やして、 Windows 端末からのファイル書き込み時のエラーを回避できるようになったからです。

 次にその Samba の設定ですが、 CentOS 7 になってから Samba のバージョンが 4.1 系になっており、 SMB2 が明示的に指定しなくても最初から有効になっていることを知りました。
 つまり Samba 4.1 系なら、 Mac 0S X 10.9 Mavericks 以降、 Mac でもファイル共有のための最優先プロトコルとされた SMB2 を、 何も指定しなくてもしゃべってくれます。
 よって max protcol オプションをわざわざ記載しなくてもよくなりました。

 逆にうちでは SMB2 をしゃべることができない端末はなくなったので、 min protcol オプションというのがあって、試しにこれを設定してみたのですが、 Samba (CentOS 7) サーバーが ネットワークコンピューターに表示されなくなってしまったのでやめました。
 Samba 4.1 からは プロトコル関係のオプションは設定しない方がすっきりするようです。

 また NFS でマウントした領域を Samba で共有すると Windows 端末の書き込みでエラーになるために、 これまで kernel oplocks オプションでわざわざ無効にしていましたが、 いろいろ調べる内に oplocks/level2 oplocks オプションを無効にするという方法を見つけて、 実際、設定してみると NFS の nolock オプションはなくても問題なく Windows 端末から書き込みができ、 また kernel oplocks の初期値は no と言うことを知るにいたって、 うちの環境に依存した部分を除くと、最終的に global セクションに特別な設定は以下のようなものだけが残りました。
[global]
:(略)
  oplocks = No
  level2 oplocks = No
:(略)
 以上のように見直して、まだ約三日目ですが今のところ快調です (^^)b
 問題が起きたらまた報告します (_ _;A

 最後に格言、「わからないんだったらデフォルト(初期値)が一番!」
 あしからず m(_ _)m
Sambaのすべて
高橋 基信 著
( 翔泳社 )
¥575
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「 NAS4Free v9.3.0.2.1213 が安定したという話」
「 NFS でマウントした領域を Samba(CIFS) で公開してはいけないらしい」
「 Samba の SMB2 有効化で Mac OS X 10.9 Mavericks のファイル共有高速化!」
Posted on Dec 29, 2014 at 16:03

来年に向けて今冬は貯蓄! タブレット編

 スマートフォンや Mac/PC ほどではないのですが、 使い始めて丸二年がたった Nexus 7(2012) についても どうしようかと考えています。

 購入当初は確固たる利用イメージももたず、ただ「欲しい」という衝動と あぶく銭が手に入った勢いだけで、買った Nexus 7(2012) ですが、 今やもう手放せなくなっていて、リビングでだらだらとウェブを眺めているなど、 一日で触らないことがないほど使っています。

 ただ昨今のスマートフォンと比べてもちょっとパワー不足が否めず、 まぁ単に新しいものが欲しい (^^; こともあって、 激安 Fire HD 6 が発売された前後などは、 突発的な衝動を抑えることに苦労したものです f^^;

 ただ冬のボーナス現物を手にした今も結局、思いとどまっています。なぜか?

 確かに長期にわたって最新の環境を提供し続けてくれる Google 謹製の Nexus シリーズは魅力なのですが、 直接の後継機 Nexus 7(2013) を買うのは今更ですし、 しかも次買うなら LTE に対応している方がいいとは思っていますが、 最新の Nexus 9 はでかすぎて興味ありません。
 同じく Nexus 6 はちょっと小さい上に価格が高すぎます。

 7 シリーズはもう出ないという噂もありますが、 個人的には「そろそろ 7 も後継機が…」という期待感も捨てきれず、 先般のエントリで言いましたが、 SIM フリー版 ソニーモバイル Xperia Z3 Tablet Compact にも まだしつこく期待しています。

 またタブレットに格安 SIM を突っ込んで使うことを前提にするなら、 今の ドコモ 回線をフィーチャーフォンに戻して、 おサイフケータイ機能はこれで担保するとすると、 MacBook Air ユーザーとしては iPhone/iPad なども視野に入ってきます。

 特に iPhone 6 Plus の登場で、 ラインナップとして消えるとの噂もある iPad mini は 非常に気になります。
# 買うとしたら Cellular 版がほしいです。。。  が、しかし、これもスマートフォンをどうするかという問題と連動していて、 やはり来年の初夏くらいまで腰を落ち着けて見守る方が得策と考えます。

 ということで、やっぱり今冬は貯金だな ^^

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「 来年に向けて今冬は貯蓄! Mac/PC 編」
「 来年に向けて今冬は貯蓄! スマートフォン編」
Posted on Dec 28, 2014 at 11:46

予防保全のためバッファロー BHR-4GRV2 を購入しました!

 来年に向けて、今冬は貯蓄!と決めたのですが、 細かいものはちょっと買いました ^^

 もうかれこれ 7 年以上使っている バッファロー BHR-4RV の 真っ白だった筐体が、すでに黄ばんでいるのを見て、 「落ちてからでは遅い」と感じ、予防保全のために BHR-4GRV2 を 購入しました。
# あとデスクトップ PC の机の近くで有線の機器が使えるよう、ちっちゃいギガビットスイッチと、 ちょっと前から欲しかった電波ソーラーの腕時計など…かわいいもんです f^^;  以前、BHR-4GRV2 が発売された頃に、 購入を検討して、前世代機でファームがかれているであろう BHR-4GRV と どちらにしようか悩んだのですが、 BHR-4GRV2 にしました。
 理由は簡単。 Amazon.co.jp で安売りしてたから (^^)b
 所詮、中途半端な技術屋の戯言など、お値段の前では屁の突っ張りにもならんのですわ (_ _;

 購入して到着してから二、三日放ってあったのですが、 先の連休でセットアップしました。と言っても簡単。 フレッツ光プレミアムの CTU の内側に用心のために設置しているので、 WAN 側とLAN 側のインターフェイスを前のルーターと同じアドレスへ 変更するだけ!…ってあれ?ネット側に通信できない。。。???

 あせって CTU 側の設定を見ようとしましたが、 https://ctu.fletsnet.com/ にさえアクセスできなくなりました。
 しかし、 CTU までは ping が通ります。
 なんだこれは?

 ルーター交換直後にまだ WAN 側インターフェイスのアドレスを DHCP に設定していたときは通信できたのに… ということで、その設定に戻すと通信ができるようになったので、そこで再度、 CTU の設定を見てみると、 CTU 側からルーターの MAC アドレスを見て固定の IP アドレスふってたのね… そのアドレスを新しいルーターの WAN 側アドレスに指定したもので、 CTU が MAC アドレスの違う機器からの通信をはじいていたのか… まったくいらんことをしてくれる> CTU orz

 ま、ここ の過去のエントリを 見ても肝心なことを書いていなかった訳で…例のごとく…反省 orz

 と言うことで、無事、ルーターの置き換えは成功し、 今回の BHR-4GRV2 はスイッチ部分がギガイーサに対応しているためか、 スループットがちょっぴり早くなったような気がします。たぶん間違いなく気のせいです (^^;
# なんせフレッツ光プレミアムのマンションタイプで、 VDSL が 100Mbps 以上のスルーがでるはずもないですし…

 しかし、この新しく設置した BHR-4GRV2 は 昨今の同社の無線 LAN ルーターのような筐体で、光沢のある黒でスタイリッシュなのはいいのですが、 電源を入れて正常な状態で動作していると、電源 LED しかつかない。すっごいストイック。 これが個人的にはすごく残念。
 古い技術屋なもんで、ルーターやスイッチは正常動作しているときも、 アクセスランプがぴかぴかしてくれた方が安心するんだけどな… 赤い LED はだめよ…見ると反射的にどきどきするから(緑やオレンジの LED がいいです) d(^^;;;;;

 後継機はもう少し LED をつけてあげて下さい> バッファロー
# 次買うのはいつになるか定かではありませんが…
Image:Network/20141223BHR-4GRV2.jpg
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「 バッファロー BHR-4GRV2 」
「 フレッツ光プレミアムの使い心地」
Posted on Dec 27, 2014 at 15:25

VAIO 印のスマートフォンが登場!…しますが…

「 VAIO ブランド初のスマホ発表」PC Watch より)

 ま、「発表ってなんだよ。もの出せもの!」って気がしますが、 VAIO 株式会社 として独立して、 初めて PC 以外の製品が登場するのですから、一応期待はしておきます。

 ま、この VAIO 印のスマートフォンの話以外にも、 回線卸でも KDDI グループにも動きがあり、 MVNO 事業への参入話も大なり小なり後を絶ちません。

 ご存じの通り、来年は 5 月から SIM ロック解除が義務化されますが、 そこに向かって動きがにわかに活発化しているように思っているのは私だけでしょうか?

 年が明けると晴れて今の端末 ( ドコモ GALAXY S III α SC-03E )の二年縛りが解け、 条件が整えば、是非端末を含めて環境を考え直したいと思っているので、 期待ばかりが先走っているのかもしれませんが、 来年は、特に前半はじっくり戦況を見極めてから動いた方が良さそうです。 「 au LTE 網の MVNO 『 UQ Mobile 』、 KDDI 子会社が 12 月 18 日開始」ケータイ Watch より)

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「 携帯電話の SIM ロック解除義務化決定!」
「 CCC はどこを目指しているのか?」
「 DMM Mobile はどうサービスを組み立てていくのだろう」
Posted on Dec 26, 2014 at 23:55

今度は「 X 」: ECS LIVA X 発売!

「 ECS 、メモリ 4GB 搭載となった超小型ベアボーン『 LIVA X 』」PC Watch より)

 まだ一台も買ったことがないのに懲りもせずに ECS LIVA の新製品のお話 f^^;  今度は「 X 」だそうです。
 メモリが 4GB 搭載となったところもポイントが高いのですが、 個人的には mSATA が備わったことと、これまでの LIVA と違って 「足」がなくなってデザインがシンプルになった「 LIVA X 」。

 昨今、 SSD は大容量低価格化が進んでいますので、これで用途も増やせまし、 SSD を増設すればWindows 7 もインストール可能とのこと。
# 内蔵の eMMC のままでも Windows 8.1 なら対応します。

 大きさが薄くはなったが設置面積がやや大きくなったこと、 電源は専用アダプタになったことなどは、個人的にはまったく気になりませんね。

 価格はオープンプライスと、上記の記事ではなっていて、 Amazon.co.jp でもまだ出品されていないので、 お値段が気になるところですが、発売は来年 1 月下旬なので、 まぁ楽しみにしていましょう。

えぇ、今のところ買える予算もないですし、自分を納得させる必要性も考えつかないですし… (^^;;;
Posted on Dec 26, 2014 at 00:28

DMM Mobile はどうサービスを組み立てていくのだろう

「 660 円~の『 DMM mobile 』登場、7種類のパック、シェア、音声通話」ケータイ Watch より)

 少し前の話になって恐縮ですが、 CCC (カルチュア・コンビニエンス・クラブ) が MVNO 市場に参戦したからだけでは、当然無いでしょうが、 DMM.com も参戦を表明しました。

 CCC と同じく、メディア販売やネットでの配信を手がけている DMM.com ではあるので、 当然、ポテンシャルとしては CCC 同様、 注目すべきプレーヤーと思います。

 現業でも CCC とは逆に、 実店舗を展開せず、ネット通販、ネット配信専業であるように、 今回の DMM mobile でも、実店舗での販売はアナウンスされておらず、 今のところネットからの申し込みのみのようです。

 また端末もオリジナル端末を用意するとしている CCC に対して、 DMM mobile は現在、市場に出回っている Nexus 7 のような SIM フリー端末を合わせて販売するようです。
 回線についても CCC はどこを使うかも発表されていませんが、 DMM mobileドコモ 回線であることを明言してます。  ここまででも今まで通り、実に対照的です。

 ただ CCCDMM.com も、 今もっているリソースがあるので、どうサービスを組み立てるか?
 おそらくどちらもそれを考えている…そう思いたいですね。どちらも注目です ^^ Ellinikonblue.com Weblog 「 CCC はどこを目指しているのか?」
Posted on Dec 25, 2014 at 19:34

NAS4Free v9.3.0.2.1213 が安定したという話

 Intel D34010WYK にインストールした VMware vSphere Hypervisor(ESXi) 上に 作成した仮想マシンが、GIGABYTE GB-BXCE-2955 に インストールした NAS4Free を 9.2 系から 9.3 系へアップグレードした途端、ファイル I/O で負荷がかかると、 すぐに落ちるようになりました。
 9.2 系もかなり無茶な負荷をかけた場合には落ちましたが、 明らかに 9.3 系にしてから頻度が高くなり「もろく」なりました。

 我が家ではバックエンドの環境を上記二台に集約していて、 かつ仮想マシンのイメージも NAS4Free が管理するストレージ上にいるので、 NAS4Free が落ちると、一撃全滅です。

 この窮地に際して、まずは NAS4Free v9.3.0.2.1190 を 再度、クリーンインストールもしてみましたが、当然のことながら結果は変わらず、 途方に暮れ、真っ白になったところまで行き着いて… ひらめきました (^^)b

 この症状が起こるのは、仮想マシンにインストールした Windows 7 からのみで、 Windows 7 をインストールした実機から ギガバイトクラスのファイルを転送しても起こったことがありませんでした。


 仮想マシンのイメージは NFS でマウントされた NAS4Free の管理している ストレージ上におり、また転送先も Samba (CIFS) 経由しているとは言え、 NFS でマウントした NAS4Free の管理している領域です。
 これが大きなサイズのファイルを仮想マシンから転送すると高負荷がかかる理由ではあるのですが、 こう考えたとき、直感的に NFS の設定が問題なのではないかと疑い始めました。

 以前から Samba で公開している NFS マウントしたストレージ領域は、スループットを上げるために、 NFS マウント時のパラメータを初期値から変更しています。
 ところが ESXi から NAS4Free への NFS マウントは、 何も考えずずっとパラメータ指定なし(初期値)でマウントしています。
 通常、 NFS ではライトバッファ (rsize) /ライトバッファ (wsize) の初期値は 65536 ですが、 ファイルサーバーとなっている CentOS からは、 これより小さい 4096 を指定していました。
 これで実際、 NAS4Free v9.2 系を使っていたときは、 外付けストレージのインターフェイスを USB 2.0 でしか認識してくれなかったのですが、 その状況下ではスループットは上がっていたので、 v9.3 系にアップグレードしたときもそのままの設定にしていました。

 なんの根拠もなかったのですが、これが何となくあぶなそうに思ったこと、 CentOS で指定している他のパラメータは、 NFS マウントしている領域を Samba で公開しているため、 このバッファサイズの指定以外のオプションを変更するとファイルサーバーとしての機能に問題が起こりそうだったので、 ひとまずバッファサイズだけ初期値に戻して(オプション指定なしにして)試してみました。

 おっかなびっくりで 2GB 程度のファイルを転送してみると…落ちません!やりました!! (^^)/

 Samba 経由でのファイル転送時のスループットは若干落ちたような気がしますが、 それでも 9.3 系になって USB 3.0 が有効になった効果の方が大きく、 USB 2.0 でしか認識してくれなかった 9.2 系のときに比べれば、十分に早く、気になるほどではありません。
 またこれまでファイルを転送すると、異常に CPU 負荷が高くなっていたのですが、これが少々ましになりました。
 そして、それより何より、仮想マシン上からギガバイトクラスのファイルを同時に二つ転送( 9.3 系にしてから 百発百中で落ちていたシチュエーション)しても、びくともしなくなりました (^^)b

 そして、気をよくして、改めて NAS4Free を 9.3.0.2 rev1190 から rev1213 にアップグレードもしましたが、(今のところ)異常なし。
 やってやりました (^^)v
# なんで 9.2 系の時は落ちなかったかという真の原因は理解できていないのだけれど…

 22 日(月)に会社を休んで四連休を作り上げたのに、始終、この問題の解決に頭を悩ませ、 「優雅」とは縁もゆかりもないお休みになってしまいました orz

 しかし、これでハードウェアを使いこなせない問題(ネットワークインターフェイス、 USB 3.0 )はなくなり、 精神衛生上も安心して使えるようになったので、 当面、この環境で安定運用できている限り、うかつにバージョンアップとかしないようにします。
 特にメジャーバージョンアップにはほんと気をつけます <(_ _;
Image:Computer/20140907HomeDC.jpg
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「 NFS でマウントした領域を Samba(CIFS) で公開してはいけないらしい」
「 NAS4Free v9.3.0.2 系への移行に苦労した話」
Posted on Dec 24, 2014 at 00:04

NAS4Free v9.3.0.2 系への移行に苦労した話

 先般、リリースされた FreeBSD 9.3 がベースとなる 待望の NAS4Free v9.3.0.2 ですが、 喜び勇んでアップデートしてから、ひじょーに調子が悪い。

 何が悪いって、 Intel D34010WYK にインストールした VMware vSphere Hypervisor(ESXi) 上に作成した 仮想マシンがすぐ落ちるようになりました (T-T)  うちの ESXi は、 GIGABYTE GB-BXCE-2955 にインストールした NAS4Free へ NFS マウントした領域に、 仮想マシンのイメージを記録しています。
 特に ESXi 上の Windows 7 をインストールした仮想マシンから、 NAS4Free へ NFS マウントしている領域を CIFS (Samba) で共有するファイルサーバーとなっている CentOS 7 をインストールした仮想マシンへ、 サイズの大きなファイル(ギガバイトクラス)を転送すると NAS4Free v9.3.0.2 にしてから頻繁に落ちるようになりました。

 NAS4Free がダウンするとファイル転送が失敗するのはもちろんですが、 仮想マシンイメージの記憶域にもなっているので、当然、仮想マシンそのものがストップします。
 現状、我が家のファイルサーバーを含むバックエンド環境はすべて、 ESXi による仮想マシンなので、NAS4Free のダウン一撃で全滅です。

 普段は特にファイル I/O で高負荷のかかる処理は滅多にしないのですが、 うっかり負荷をかけてしまってバックエンド全滅という事態を招く可能性を抱えているというのは、 精神衛生上よくありません。

 どうにかならないものか…
 いっそ 9.2 系へ戻そうかという考えも頭をよぎっていたところに、 12 月 20 日に 9.3 系の新リビジョン 1213 がリリースされたので、 藁をもつかむ思いでアップグレードしてみました。
# v9.3.0.2(rev1190) からは GUI 管理画面からアップグレードできます。

 しかし、結果………変わらん orz
 ここですでに半泣き (T-T)
# このあたりで Yosemite に逃避行 したり してました (_ _;;;;;

 本気で NAS4Free を 9.2 系に戻そうか、 それとも ESXi やめて、以前のように Windows 7CentOS を PC にいれて、アンチ仮想化、現物主義に戻ろうか… と言うところまで追い込まれました。

 途方に暮れる。。。頭が真っ白と言うところまで行ってひらめきました (T-T)b
(つづく)

Ellinikonblue.com Weblog 「 NAS4Free 9.3.0.2.1190 へアップグレード」
Posted on Dec 23, 2014 at 11:57

Mac OS X 10.10 Yosemite にやってきました

 この 12 月の飛び石連休、 22 日を休みにしたために優雅に四連休… と思ったのですが、うちのバックエンド環境、 特に GIGABYTE GB-BXCE-2955 に インストールした NAS4Free が v9.3.0.2 系へアップグレードしてから非常に調子が悪い (> <)
 rev1213 へアップグレードしたのが引き金かと、最初は疑っていたのですが、 どうもそもそも 9.3 系がまだ不安定なよう…な気がする。。。まだ切り分けられてません orz

 ということで、なにかとうさんが溜まったので、 気分転換に Yosemite(Mac OS 10.10.1) に来てみました ^^
Image:Computer/20141221Yosemite.jpg
 ダウンロードと実際のインストールに結構時間がかかりましたが、 ほんと1時間程度で、アップグレードよりそれが終わってからの Time Machine によるバックアップの方がよっぽど時間がかかりました (^^;

 すでに Yosemite は最初のアップデートが配信されているくらいなので、 事前にしっかり下調べはしていて、 10.9 Mavericks にアップグレードした時もそうでしたが、 Yosemite にアップグレードすると POPFile が 問題を起こすらしいことは知っていたので、 これは Yosemite をインストール後、すぐにバージョンアップ。

 また Parallels Desktop も最新版の 10 でないと動かないことも知っていましたが、 当面、宿泊が伴う遠出をする予定がないので、これは気にしないことにしました。
 バージョンアップ後、怖いもの見たさで起動してみましたが、 Parallels Desktop 8 でも、 仮想環境にインストールした Windows 7 は起動はしました。 が、正常に動作しているかは確認していません。少なくとも動作中に一度、サウンドデバイスが異音を発しましたし、 Windows Update をかけようとしたら失敗しました。 明らかにネットワークインターフェイスのパフォーマンスが落ちてるような気がします。
 本気で使うときは Parallels Desktop をアップグレードしたほうがよさそうです。

 これ以外はさすがに Yosemite がリリースされてから時間も経っているおかげで、 普通に使えています。

 Yosemite に来てみて、フラットなデザインになった事よりも、 画面の配色が少しポップになった事と、デフォルトのフォントが変わった(?)感じがして、 最初は新鮮味というか違和感を感じましたが、ほぼ1日で慣れました (^O^;
 まだ MacBook Air を使い始めて三年弱の若輩者なので、 過去のインターフェイスにこだわりもないですし、 逆に iPhone ユーザーではないので、新機能の恩恵が今ひとつ感じられないと一長一短です。
 なんとなくですが全体的に、ちょっと軽くなったような気がしますが、気のせいかもしれません (^O^;A

 まぁ三年も前のハードウェアで最新の環境が使えるだけでも… と、皮肉交じりに感謝しておくことにします。。。
 Yosemite いいとこだぁ… w

Ellinikonblue.com Weblog
「 OS X Yosemite 初のバージョンアップ 10.10.1 リリース!」
「 NAS4Free 9.3.0.2.1190 へアップグレード」
Posted on Dec 22, 2014 at 21:39

来年に向けて今冬は貯蓄! Mac/PC 編

 今年の冬のボーナスは来年に向けて貯蓄しておくという話の続き。

 来年の三月で今使っている MacBook Air も すでに丸三年使い続けたことになり、現状に不満があるかと言えば、 未だ Mac OS X 10.9 Mavericks のままですが、 10.10 Yosemite にもアップグレードできますし、 リモートデスクトップで Windows 7 が使える上、 いざというときのために Parallels で仮想化したイメージも使えるので、 ほとんど環境的に不満はありません。

 しかし、コンピュータデバイスというものは、三年も使い倒せばいつなにがぶっ飛んでもおかしくはない代物なので、 そろそろ次のイメージはもっておかなければなりません。

 次も Mac を使うとするならば、 MacBook Air がいいなと思うのですが、 期待しているのは Retina ディスプレイ対応モデルで、これはまだ市場に存在しません。
 一時、 MacBook Pro with Retina Display も いいなと思った時期もあるのですが、やはり可搬性は高いに越したことはなく、 できるなら MacBook Air クラスの軽量モデルがいいですし、 なにせまだ今使っている MacBook Air に不便がないので、 十分に我慢が効きます。

 一方で 2in1 モデルのバリエーションが増え、コストパフォーマンスが魅力的になってきた Windows PC ですが、 最近、 Windows 10 Technical Preview を試していて、 これを触っているといよいよ今、現状市場に出回っている Windows 8.1 プレインストールの PC には手を出してはいけないという強迫観念に迫られます f^^;
# はなっから入ってる OS を使う気がない用途のための端末は別ですが… (^^;;;

 やはり Windows PC に買い換えるなら Windows 10 の登場を待つ方が賢いと思っています。

 こうして整理して考えると、最低でも来年の Apple の動向がわかる時期(初夏の頃?)までは じっとしているのが正解という結論になりました。

 ここでもやっぱり今冬はお金は貯めといた方がいいという結論に陥ったわけです。(つづく) Ellinikonblue.com Weblog 「 来年に向けて今冬は貯蓄! スマートフォン編」