Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Jan 10, 2014 at 23:40

たとえどんなに遅れても…祝 IEEE 802.11ac 正式規格承認

「 『 IEEE 802.11ac 』が正式規格として承認」
「 【関連記事 INDEX 】 祝・『 IEEE 802.11ac 』正式規格承認! 対応 Wi-Fi 機器まとめ」
(以上、 INTERNET Watch より)

 なんか聞いていたより、若干、時期がずれたような気がしますが、 無事(?)、無線 LAN の高速通信規格 IEEE 802.11ac が正式に認証されました。

 有名どころのサードパーティー製のドラフト準拠既存製品は、 ほぼそのまま正式版になるそうです。
 11n の時はばたばたと正式版準拠品が出直したように記憶しているのですが、 今回はそういうこともなさそうです。
# ただ新製品は今後、出てくるでしょうけど…

 ま、個人的にクライアントとして使っている端末にまだ 802.11ac の インターフェイスをもっているものはないですし、 NEC AtermWR9500N 二台構成の環境は、 ほとんど不満を抱かないほど快適です。
 従って、すぐに 802.11ac に移行することもないでしょう。

 ま、それでも IEEE 802.11ac 正式規格承認、いやめでたし (^^)

「 エレコム、『 11ac Draft 』準拠の全 11 製品、そのまま正式版 11ac に対応」
「 バッファローとアイ・オーも、ドラフト版 11ac 製品、そのまま正式版へ」
(以上、 INTERNET Watch より)
「 バッファロー、 11ac 対応無線 LAN ルーター新モデルを発表」 ~ 11ac 対応のトラベルルーターも」PC Watch より)

( )
Ellinikonblue.com Weblog 「 NEC AtermWR9500N をもう一台追加!」
Posted on Jan 10, 2014 at 10:26

NAS4Free カテゴリ新設

 先般から、 NAS4Free を使い始めて、 いろいろ試している最中ですが、 今、ほぼ「使える」と判断していて、 最終的に我が家のストレージサーバーをこれで構築する方向で 考えています。

 と言うことで、この関連の話が続きそうなのでこれらの記事をまとめるために、 UNIX カテゴリ以下に、 サブカテゴリとして NAS4Free カテゴリを 新設することにしました。

 そういうわけで、 ここに至るまでの経緯となった記事をまずはインデックス化しておきます。

Ellinikonblue.com Weblog
「 2TB HDD を四発も買ったあとに感じた ZFS の必要性」
「 この年末に自宅ストレージの拡張と次期環境構築に向けた準備など」
「 なぜ ZFS をつかうのか?」
「 なぜ NAS4Free をつかうのか?」
Posted on Jan 09, 2014 at 20:12

どうも PukiWiki を早いとこ何とかせんといかんらしい

 このサイト (Ellinikonblue.com) を運営し始めた頃は、 このブログ より先に、 手っ取り早くコンテンツを増せるということもあって、 PukiWiki を使ってページを作っていました。
 最近、さほど力を入れておらず、 (自業自得ですが) PukiWiki で作ったページへのアクセスも めっきり減ったこともあって、なんとなく気になってはいたのですが、 「 PukiWiki エンジンがここ七年以上全く更新されていない」 と言う問題が結構、深刻だと言うことに今頃気づかされました orz

 今年( 2014 年)中に PHP 5.3 のサポートが完全に終了するというのに、 このバージョンに正式対応した PukiWiki は 未だリリースされず、このリリースを期待しているとさらにこの危機的状況をさらに悪化させるだけ と判断しました。

 単にコンテンツ(現行データ)を移行するだけなら、 PukiWiki からフォークした PukiWiki Plus!PukiWiki Advance という 現在もメンテナンスされているエンジンがありますし、 KonaWiki2ToraToraWiki のような PukiWiki からの移行手順を 用意してくれているものも見つけました。

 また Wiki エンジンにこだわるなら、 MediaWikiTWiki など グローバルに利用され、長くサポート/アップデートが期待できる エンジンに移行するというのも一手でしょう。

 ただ、以前、PukiWiki で生成されるページの 見栄えを自力でよくしようとして、さんざん苦労した結果、 生成されるページの(ソース)コードに愕然としたので、 Wiki エンジンで、ある程度コンテンツ作成者が意図するコードを生成するというのは、 無理があるのではないかと少々、嫌悪感のようなものを抱いています。

 だったらどうするのか…と Wiki エンジンにとらわれずいろいろ今検討しています。
 しかし、あまりのんびり考えていると結局、痛い目に遭いそうなので、 ちょっとねじを巻き気味に検討を進めていきたいと思います。
Posted on Jan 06, 2014 at 22:19

Bump が 1 月末で終了…おいおい

「 グーグル、スマホデータの共有サービス Bump を 1 月末で終了」CNET Japan より)

 年明け早々、まじですか?
 先般、Google が買収した Bump の データ共有サービス、やめちゃうそうです。しかもこの 1 月末で終了。

 Google リーダーに続いて、またか。。。
って感じです。 Google からの痛恨の一撃 orz

 結構、愛用している人なんですけど。。。 おまけに自分が使うからって、結構、まわりにも入れさせてるんですけど… (_ _;>
 iPhone には AirDrop があるからいいけど、 Android はどうすんだ? Android Beam 使えってか? 使ってるやつ見たことねぇ… f^^;

 まぁ買収して Google さんの配下に入ったんだから、 「お掃除」の対象にもなるわけで… 次にカレンダーとかやめられたら痛いな…すごく。。。 Google の大掃除が だんだん怖くなってきた今日この頃です。。。

「 米 Google がデータ共有アプリ『 Bump 』開発元を買収」INTERNET Watch より)
Posted on Jan 05, 2014 at 20:23

Samba の SMB2 有効化で Mac OS X 10.9 Mavericks のファイル共有高速化!

 さて、マイ MacBook Air を Mac OS X 10.9 Mavericks にアップグレードしてから、 Linux 上で Samba を動作させて構築している 自宅のファイルサーバーとのファイルのやりとりが極端に遅くなった問題に対して、 解決に向けて一筋の光明が見えました。

 これまでの Mac OS X では AFP(Apple Filing Protocol) が最優先だった ファイル共有のためのプロトコルが、 10.9 Mavericks 以降、 SMB2 に変わっていたのが原因っぽいと言うことで、 Samba に SMB2 をしゃべらせられないかと調べてみたところ、 バージョンが 3.6 以上であれば SMB2 が実装されていることまでわかりました。
 ただし、初期設定では有効にはなっていない機能なので、 これを有効にしてやらなければなりません。

 そこで CentOS 6.x で動作している我が家のサーバーですが、 まずはこれの上で動作している Samba のバージョンを調べてみました。
rpm -q samba
 上記のコマンドを実行してみると、 インストールされている Samba のバージョンは 3.6.9 と言うことがわかりました。
 SMB2 がしゃべれるバージョンです (^^)b

 そこで /etc/samba/smb.conf の global セクションに
max protocol = SMB2
と言う設定を追記するとデフォルトでは有効になっていない SMB2 プロトコルでの通信機能が有効になります。 この変更をしてから、
service smb restart
として、Samba を再起動します。

 これでファイル共有のパフォーマンスが劇的に改善するはずと、 マイ MacBook Air から喜び勇んでアクセスしてみると… あれ?変わんねぇ!?

 おわかりの方もいらっしゃるかと思いますが、 Mac 側で接続しっぱなしで、 Samba だけ再起動すると、 どうも SMB でアクセスしっぱなしになるようです。
 一度、 Mac 側で接続を切って、再度、接続し直すと SMB2 でアクセスするようになります。

 で、その結果。。。おぁ!は、早い!!明らかにアクセスが早くなりました (^^)b
 ってことは、これで Windows 機からでもアクセスが早くなる!?。。。 ん!?あんまり変わらん気がする… (_ _;;;>

 ま、対 Mavericks に関しては効果覿面です。 同じお悩みをお抱えの方、是非お試しください (^^)/

Ellinikonblue.com Weblog 「 Mac OS X 10.9 Mavericks にしてファイル共有が遅くなった人いませんか?」
Posted on Jan 04, 2014 at 16:59

Mac OS X 10.9 Mavericks にしてファイル共有が遅くなった人いませんか?

新・ OS X ハッキング! 第 110 回 「 Mavericks にしたら NAS がおかしい、そんなときの対策」マイナビニュース より)

 実は Mavericks にアップデートした前後で、 Windows ファイル共有、具体的には Linux にインストールした Samba 経由での ファイル転送速度が異常に遅くなっているのではないかとは感じていました。

 ま、実際、 MacBook Air でも使う共有ファイルは、 おおかた Dropbox においているので、 気になって仕方がないと言うことはなかったのですが、 たまたま自宅のファイルサーバーにおいた大きなファイルを操作したときに、 以前 (Mac OS X 10.7 Lion) とは比べものにならないくらい遅いと実感したときから、 気になって仕方がなくなりました。

 しかしながら、 MacBook Air は 自宅内 LAN に無線で接続していて、 自宅はマンションなので無線環境が悪くなってきているのかもしれませんし、 かといって、今更、 OS をダウングレードして検証してみる気にもさらさらなりませんでした。

 原因がわからずこれまで放置していた問題なのですが、 上記の記事をたまたま見て「ピン!」と来ました (^^)b
 Mac OS X ではこれまで AFP(Apple Filing Protocol) がファイル共有における最優先プロトコルだったのですが、 Mavericks から SMB(Server Message Block) 、しかもその上位互換の SMB2 が最優先になっていました。
 想定として SMB2 でチャレンジしてだめだった場合、 SMB で接続してくれてそうなものですが、 明らかにファイル共有のパフォーマンスが落ちているので、 ひょっとするとファイルサーバー側が SMB2 をしゃべってくれればこの問題を解決できるのでは。。。 と考えたわけです。

 そこで Samba が SMB2 を しゃべれるかどうかを調べてみたところ、 バージョンが 3.6 以上であれば SMB2 は実装されており、 デフォルトでは有効になっていませんが、 設定ファイルを変更することで有効にできることがわかりました。

 これだこれ!よかったよ Linux でファイルサーバーを構築しておいて (^^;A
 サードパーティー製の NAS だったら上記記事のように MacBook Air を 強制的に SMB でアクセスさせるようにするしかなかったところ。。。 ん!?あれ?ちょっと待てよ。うちの自宅サーバーの Samba の バージョンっていくつだっけ。。。 d(^^;

 と言うわけで、次回はファイルサーバー側で設定を変更して問題解決に至る…予定です f^^;;;>

「 Linux レポート - Samba 新版 3.6 は新プロトコル SMB2.0 に対応、 Windows から高速にアクセス」ITpro より)
Posted on Jan 03, 2014 at 23:43

なぜ NAS4Free をつかうのか?

 ZFS を使って自宅の次期ストレージ環境を構築しようと、 NAS4Free を、 休眠していた デル Inspiron Zino HD にインストールしました。

 昔は FreeBSD というか BSD 系のオペレーティングシステムを使っていた頃もあるのですが、 昨今は Ubuntu などの 完成度の高い Linux を使うことが多くなって、すっかり軟弱になってしまったもので、 ZFS でストレージ環境を構築していくにあたって、 FreeBSD 一つですべてすましてしまうレベルまで 知識レベルを回復するには相当な時間を要しそうなので、 今回は FreeBSD をベースの NAS(Netrwork Attached Storage) 用途にカスタマイズされたディストリビューションを 使うことにしました。

 FreeBSD をベースとした NAS 用途向けのディストリビューションには FreeNAS と これからフォークした NAS4Free があるのですが、 今回は NAS4Free を利用することにしました。

 以前は FreeNASNAS4Free では、 ベースとしている FreeBSD のリリースバージョンが違ったらしく、 安定性なら FreeNAS 、 最新のハードウェアへの対応やソフトウェアが必要なら NAS4Free とされていたようですが、 最新バージョンでは双方とも 9.1 をベースとなっているので明確な差はないでしょう。
 新しい物好きなので今回はたまたま NAS4Free を 選んだ次第です。

 ちなみに FreeNAS からフォークした ディストリビューションには Debian GNU/Linux を カーネルに使った OpenMediaVault というものも あるそうですが、今回は ZFS を使うことを目的にしているので、今回はパス。

 さらに脱線しますが、 Debian GNU/kFreeBSD という Debian Project が FreeBSD をカーネルとしてリリースしている オペレーティングシステムもあるそうです。

 さらにもう一丁脱線すると、 ZFS の本家 Solaris が Oracle に買収された後、 OpenSolaris はプロプライエタリな部分をオープンなものに置き換えて、 illumos ってプロジェクトが立ち上がっているとか…
 いやぁ、最近、 BSD 系にはほんとトンと疎くなっていることを再認識しました。

 そろそろ本題に戻りましょう (^^;A
 そんなこんなで使い始めた NAS4Free ですが、 先般、片手間で家に転がっていた USB メモリーに LiveUSB 版を書き込んだものを、 デル Inspiron Zino HD に差してここから起動してみると、 いとも簡単に起動しました。しかもなんのトラブルもなく。。。

 なーんだ。楽勝 (^^)v
 と思って、そのときは一旦シャットダウンしたのですが、 インストール、設定の経緯をまとめようとして、後日、再度立ち上げてみると。。。あれ?
 起動したときにちょっとだけ設定した IP アドレスなどの情報が全く記憶されていない。。。

「???」
 次回はこの問題の解決編の予定です (^^;;;> Ellinikonblue.com Weblog 「 この年末に自宅ストレージの拡張と次期環境構築に向けた準備など」
実践FreeBSDサーバ構築・運用ガイド
佐々木 宣文 著
( 技術評論社 )
¥3,520
Posted on Jan 01, 2014 at 11:20

あけましておめでとうございます 2014

 あけましておめでとうございます。

 めでたく年も明け、このブログ を始めて 10 年が経過しました。
 10 年一昔と言いますが、そう言われればこの 10 年いろいろなことがあったとも思いますし、 何も変わっていないと言われれば、そうかもしれません。

 それでもまだやり続けようと思えるということは、 まだ自分の中で何もなしてないとも思っているのでしょう。 このモチベーションが続く限りはがんばっていきたいと思います。

 と言うところで、今年も一年よろしくお願いします m(_ _)m
Posted on Dec 30, 2013 at 10:13

なぜ ZFS をつかうのか?

 さて、次世代の我が家のストレージ環境の核(コア)として、 NAS4Free を使おうと、 休眠していた デル Inspiron Zino HD に ひとまずインストールしました。
Image:20101229DELLInspironZinoHD.jpg
 そもそも ZFS を使って、ある程度信頼性を確保しながら柔軟に容量を拡張していける ストレージ環境を構築しようと考えたわけですが、いろいろ調べた結果、思いの外、 ZFS 自体に柔軟性はないと言うことがわかってきました。

 まず第一に Linux における LVM(Logical Volume Manager) のように ZFS プールに容量を追加していくことはできても、 ミラー化構成にディスクを追加して RAID Z 構成に変更したり、 既存の RAID Z 構成にさらにディスクを追加して容量を拡大したり、これらの逆もできません。

 容量を拡大するには端的に ZFS プールに追加された各構成中のデバイスを より大容量のディスクに「すべて」置き換えるしか方法はないようです。
 まだ勉強中ですが、一度、ZFS プールに組み込んだミラー化構成や RAID Z 構成を 完全に削除することもできそうにありません。

 それでも今のところ、 ZFS を使うのかな…と思っています。

 コレガCG-HDC4EU3500 のような ハードウェアで信頼性を確保していく場合、それ自身の故障などのトラブルが起こった際の復旧を考えると、 やはり汎用のオペレーティングシステムで構築されていた方が対処方法も多いと考えるからです。

 その上で、 FreeBSD をそのまま使うとなると、 やはり手こずりそうなので、NAS 用途にカスタマイズされた NAS4Free を使ってファイルサーバーだけを集約して、 自宅内のサービスはこれからも Linux サーバーを別途立てて作り込むことにしました。

 まぁひとまず現時点の方針です。
 次回は NAS4Free 関係の話をまとめておきたいと思います。
Posted on Dec 26, 2013 at 22:38

ラトックシステム REX-WIFIUSB2 :かなり魅力的な十徳ナイフ的デバイス

「 ラトック、 USB メモリを Wi-Fi 化できるモバイルバッテリーを発売」ITmedia Mobile より)

 個人的にテレビデオ的というか、 十徳ナイフ的デバイスはあまり好きではないのですが、 偶然、ネット上で見かけた この ラトックシステム REX-WIFIUSB2 が気になって、 調べてみるとかかなり魅力的で、ちょっと購入を検討しています。  今、個人的に USB 充電器、モバイルバッテリーにカードリーダーを常に携帯し、 最近は出張時にはこれにモバイルルーターが加わります。
 これらがこれ (REX-WIFIUSB2) 一つですむのです。 これはちょっと魅力的。

 同様の製品で、以前話題にした アイ・オー・データWFS-SR01 がありますが、 個人的にこちらは USB ケーブルがないと充電できない上に、 Qi 対応でもないというのが、何とも残念でした。  ところがこの REX-WIFIUSB2 は AC プラグ一体型でコンセントに差しさえすれば、ケーブルなしで充電もできます。
 モバイルバッテリーとしても、現状所持しているものの倍以上の容量があり、 これを中心に現状の携帯している装備を見直すと相当コンパクトになるな…と。

 ということで、どうしようかと思っています (^^)

Ellinikonblue.com Weblog 「 アイ・オー・データ WFS-SR01 は個人的にはびみょー」