Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Jun 19, 2013 at 00:17

ScanSnap SV600 :投資効果と設置場所が問題

「 PFU 、原稿を傷つけずに A3 サイズまでスキャンできるドキュメントスキャナ」PC Watch より)

 書籍は電子版を優先する電子書籍派なので、 過去何度か ScanSnap の購入は考えたことがあります。
 しかし、「書籍は財産」と教えられて育ったもので、 電子化のために書籍を裁断すると言うことにどうしても抵抗があって、 思いとどまってきた経緯があります。

 でも、これはいいなぁ > PFU ScanSnap SV600
富士通 ScanSnap SV600 FI-SV600
( 富士通 )
¥55,700
 しかし、 59,800 円か…
 投資効果が問題だな…いや、一番の問題は設置場所を確保できるかだな…すぐには無理だな f^^;
Posted on May 27, 2013 at 22:41

かわいそうな Surface Pro

「 日本マイクロソフト、またもや発売前にティザー広告!」 ~ Surface Pro がいよいよ国内発売か? ( PC Watch より)

 なんというか。。。かわいそうなハードウェアになりそうです > Surface Pro

 Surface が日本で展開された段階で、 いつかは Surface Pro も展開されることは予想されました。
 今度は間違いなく Surface Pro が登場するのでしょう。
 ただ Surface が日本で発売されたあのタイミングで、 やはり Surface Pro を発売すべきだったと思います。

 その理由は以下の二点。
  1. もうすぐ Intel の次世代 CPU(Haswell) を搭載する PC も発売されます。これらに対して、現世代の CPU(Ivy Bridge) を搭載する Surface Pro は 性能的なアピールではどうしても見劣りしてしまうでしょう。
  2. 今年後半には Windows 8.1(Windows Blue) が提供されます。無償提供とはいえ、 新しいものが出ると言われれば買い控えが起こっても不思議はないでしょう。
 おまけに、いつまで待てど販売好調とは伝わってこない Windows RT を搭載する Surface の売り上げにも影響するでしょう。
マイクロソフト 9HR-00019
( マイクロソフト )
¥6,580
 日本マイクロソフト 様の気遣いなんっすかねぇ。 日本のメーカーに対する。。。
 うーん。。。 Surface Pro を Windows 8 という OS を活かす 優秀なハードウェアだと思っているだけに、 最悪とも思えるタイミングで登場することがかわいそうに思えて仕方がありません。

「 Windows Blue は、 Windows 8.1 として 2013 年後半に無償提供」PC Watch より)

Ellinikonblue.com Weblog 「 なぜ今、 Surface Pro ではないのか?」
Posted on Apr 16, 2013 at 00:00

7 インチの Surface ?必要だと思いますよ

「 Microsoft が 7 インチ『 Surface 』を開発中か」ITmedia より)

 7 インチの Surface ?必要だと思いますよ。
 昨今、タブレットというと、 iPad miniNexus 7 のような 7 インチサイズの方がちやほやされる傾向にあり、 確かに Nexus 7 を所持していますが、 その活動範囲を広げるには 10 インチ級ではやはり大きすぎる気がしますし、 タッチインターフェイスで扱えるアプリを使っている限りは、 7 インチで画面が狭いと思うこともありません。

 デスクトップインターフェイスを多用すると思われる Windows 8 ならまだしも Windows RT を搭載する端末であれば、 7 インチ級の Surface は絶対に必要でしょう。
マイクロソフト 9HR-00019
( マイクロソフト )
¥6,580
 ただし、モダンインターフェイスで必要十分なアプリケーションが提供されているとはとても言えないわけで、 これではいいハードがあっても商品の魅力をアピールするには非常に厳しい…と言うのが現状です。

 かといって、 デスクトップインターフェイスの十分な数のアプリケーションが使える Windows 8 を搭載できるように 十分にパワーのある x86 アーキテクチャーの CPU と十分な容量のバッテリーを 7 インチサイズのフォームファクターに詰め込むには無理もありますし、 また実現できたとしても 7 インチというディスプレイサイズでは デスクトップインターフェイスが十分機能するかは疑問です。

 ハードウェアとして 7 インチサイズは必要でしょう。 ただ今の Windows 8 や Windows RT で そのサイズのハードウェアの魅力を引き出せるか…べたに言うと売れるか? これは非常に難しいと言わざる得ないではないでしょうか。
Posted on Apr 11, 2013 at 19:38

Next Nexus 7

「 次世代 Nexus 7 は ASUS 続投で夏発売、高解像度化 & Snapdragon 採用?」Engadget 日本版 より)

 iPad mini にしてもそうですし、 Nexus 7 に代表される 7 インチタブレットというのは、 やはりよく売れているみたいなんですが、 これまで噂すら耳にしなかったことが不思議なくらいの Nexus 7 次世代機。
 登場からそろそろ一年が近づいてきて、 やっと Nexus 7 にも 次世代機の話がやっと出てきました。

 昨年末に買ったばかりで、まだ性能などに不自由を感じることもないですし、 十分に便利に使えてますので、すぐにでも「次のが欲しい!」って訳ではないですが、 やはり将来、買い換えを検討するときにも、 また Nexus 7 の後継機を考えるでしょうから、 その進化の方向性は確認しておきたい…

 OS は何がのるのか?新しいハードウェアフィーチャーはあるのか? SD カードスロットとかついてたら…これはちょっと悔しいかもしれません (^^;A

 ひとまず高解像度化と、 Tegra 4 は遅れているようなので今回は Snapdragon で、 ASUS 生産…ん?もうちょっとなんかないっすかね f^O^;
 ま、それは出てくるまでのお楽しみと言うことですかね。
Posted on Mar 31, 2013 at 20:19

富士通 LIFEBOOK CH55/J Floral Kiss の中身

 さて、うちの奥様が使い始めた Windows 8 搭載、女性向けウルトラブック 富士通 Floral Kiss ですが、 「女性向け」などと言わなくても、男性でも気に入る人がいそうな気がするくらいの上品なデザインで、 純粋にハードウェアとしてみても(仕様の一部に「?」と思うところはありますが)トータル よくできていると思います。
Image:20130312FloralKiss.jpg
 ただし、中身が…インストールされているソフトウェアがいけてません。

 これはおそらく Floral Kiss だけに言えることではなく、 おおむね日本メーカー製の PC にはある程度当てはまる問題だと考えます。

 Windows 8 搭載ということもあって、 おそらく最初に目にするモダン UI のスタート画面はそんなにひどくはなく、 右の方に行けば多少、お買い物サイトなどの(ただの)リンクが目立ちますが、 スマートフォンやタブレットのアプリケーションでもよく目にする広告だと思えば気になるほどではありません。

 おそらく Windows 8 専用のアプリケーションに関しては、 一定のガイドラインを Microsoft が規定しているのでしょう。

 しかし、デスクトップ UI に切り替えた途端、状況は一変します。
 画面の 1/3 は楽に埋め尽くす、無秩序に配置されたアイコン。。。 しかも所々に買い物サイトへのショートカットが… この時点ですでに「女性向け」と銘打たれた Floral Kiss の エレガントなイメージはいとも簡単に吹き飛びます w  使っていると、上がってくるポップアップの数々… ○×のユーザー登録しろだ、セキュリティ設定がどうだ、アップデートがどうだ。。。 フェミニンな柔らかさはどこにもありません。

 何がどうなってるんだかと思って、チャームからアプリケーションの一覧を見てみると、 あえてふたをしてあったものの中をのぞいてしまったような気分になること請け合いです (_ _)b

 おそらく大多数の人が使わないだろうアプリケーションを無理矢理詰め込まれた かわいそうな Floral Kiss の腸内洗浄してあげるような気分で、 アプリケーションを次々とアンインストールしていき、 セキュリティ系の McAfee AntiTheft を消し、 最後の最後に Norton Internet Security を消そうとすると、 「まだ無償で使える期間がある」って引き留めを受けたり、 最後には「アンインストールすると危険にさらされる」とか言って脅される始末。。。 どうせ 60 日くらいで「続けたかったら金出せや!」みたいなメッセージを出すんだろうが! うちでは ウイルスバスター 使うんじゃ!!文句あるか!!! (-_-メ)

 失礼 m(_ _)m いや、なんていうかね。。。 (^^;A
 スマホブームだ、タブレットがあれば PC なんていらないとか言う人もいますが、 PC お払い箱論が増える原因はこういうところにあると思うんです。。。優しくないんですよ。
 日本の PC メーカーは大多数がスマートフォンやタブレットも製造する企業様だと思うんですが、 今、あなた方がよってたかっても勝てない iPhone や iPad を 見ていったい何を学習していらっしゃるのでしょうか?

 何事も外見だけじゃだめだと思いました。つくづく orz
Posted on Mar 22, 2013 at 00:46

富士通 LIFEBOOK CH55/J Floral Kiss

 ずいぶん前に私の使い古しのノート PC が壊れて、 当時、はやりのネットブック dynabook UX を購入して、 ずっと使い続けていたうちの奥様ですが、いよいよ我慢の限界が来たらしく、 買い換えを決意されました。

 これまで dynabook UX で Windows XP を使っていたわけですから、 悩み始めていた頃から、使い勝手の激変する Windows 8 が標準搭載になる前に買った方がいいよと アドバイスを続けていたのですが、 結局、市場には Windows 8 端末であふれかえった 正月明けに購入することになりました。
 女性向けと銘打たれた 富士通 Floral Kiss と 決めていたあたり、中身よりどうも見かけの方が大事だったようです orz  さて、こうした訳で我が家に初の Windows 8 PC がやってきました。

 Windows 95 以来、初めて発売日以前に飛びつかなかった Windows である Windows 8
 当然セットアップは私の仕事で、まるで預かりものの検証機材に触るようにおそるおそる 作業を行いました。

 が、なんてことはない。
 「 Microsoft アカウントを使わずにサインインする」を選べば、 これまでの Windows 7 などと あまり代わり映えのない方法でセットアップできてしまいます。

 ほっと一安心。
 まぁたぶん当面(というかおそらくこの Floral Kiss が 力尽きるまで)、うちの奥さんが Windows ストアアプリを使いたい!とか言い出さないので、 このままお使いいただければいいだろう。。。
 ということで、個人的にも Windows 8 には 深く突っ込んでいくことは当面ないでしょう (^^;A

 しかし、この Floral Kiss 。 ハードウェアとしては今時の「ウルトラブック」ってやつなのですが、 デザイン料だけではないよう気がするほど少々お高めなためか、ほんとよくできています。

 ハードウェア的には気になったことは以下の三つ。
  1. デザインを合わせたマウスが付属してますがこれはいただけない。 ノールックでつかむとまん丸なので反射的にどっちが前かがわからない。
     作りもちゃっちいのでアクセサリ以上の期待はしない方がいいでしょう。
  2. 電源ボタンに押してる感がない。
     問題なく使えてるときは触れるだけで電源が入るような上品感があっていいかもしれませんが、 強制電源断などボタン長押しを要求されるとき押してる感がないと力んで壊しそう。。。
    # えぇ、すでに一度、強制断が必要なシーンに陥りました。この話は後ほど…
  3. 無線 LAN が 802.11a/n に対応していない。Bluetooth も非搭載。しかし、WiMAX はついている。。。 どこをけちって、どこに金かけてるんだか…(-。-;)
 ただね。。。中身(ソフトウェア)がね。。。(続く)
Image:20130312FloralKiss.jpg
Posted on Mar 17, 2013 at 22:57

MacBook Air に M.O.U.S. が欲しい

「 マッドキャッツ、可変機構を備えた Bluetooth ワイヤレスマウス『 M.O.U.S.9 』など 2 製品」ITmedia PC USER より)

 以前、 マイクロソフト Wedge Touch Mouse を マイ MacBook Air につないでみて、 シンプルなマウスなら MacBook Air には不要という結論に行き着きましたが、 やはり MacBook Air で様々な作業をこなそうとすればするほど、 ドット単位での作業に耐えうるポインティングデバイスは必要だと感じてしまいます。

 MacBook Air のタッチパッドのジェスチャーでできる操作をすべて ボタンに割り付けられるほど多機能なマウス、 USB の口は塞ぎたくないし、せっかく Bluetooth があるのだから、 これを利用できる…

 あったよ。。。 Mad Catz M.O.U.S.9 (^^;>  12,800 円か…マウスマニアでもおいそれと手を出しづらい高級品です (^^;;;

 問題はこの製品の Windows での使用レビュー記事はあるのですが、 Mac での使用レビューが見当たらない。。。 orz

 ドライバだけでもインストールすれば、 思っているようなタッチパッドのジェスチャーでできる操作が割り当てられるか確認できるかと思ったのですが、 メーカーホームページでは現時点で公開されてないんですよね。。。

 この情報不足の状態で手を出すのはかなり危険な香りがする。

 まぁもし、 MacBook Air で思ったように使えなくても、 FILCO Majestouch2 Convertible を 買い足して、Windows デスクトップを Bluetooth ワイヤレス環境に移行して使えばいいか!… …あかん、それって傷口に塩を塗る行為のような気がしてきた f^^;>

スタパトロニクス Mobile 「 省電力 Bluetooth マウスを購入♪」ケータイ Watch より)

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「 MacBook Air にシンプルなマウスは必要ない論」
「 無線マウス&キーボード I/F まとめるなら Unifying か Bluetooth か?」
Posted on Mar 04, 2013 at 19:58

キングジム ポメラ DM25 いいよね…けどね

「 キングジム、折りたたみタイプの『ポメラ』に薄さ 29mm の新モデル」 ~新たに PC 版 ATOK からの辞書取り込みなどに対応 ( PC Watch より)

 元 ポメラ DM20 使いとしては、 2011 年 11 月に発売された ポメラ DM100 は、 ちょっと進化の方向性の違う機種だったのですが、 今回の ポメラ DM25ポメラ DM20 のまさに正常進化形と言える端末で ちょっと目を引かれました。
ポメラ DM25
( キングジム )
¥19,800
 ブログなんてものをやっていることもあり、 ただ「文章を作成する」だけの端末ですが、 ポメラ DM20 は使い倒しました。 キートップの印字がいくつか消えるくらい (^^;A
 今はその役目を Nexus 7 に譲っています。 Wedge Mobile Keyboard と組み合わせれば、 かなりな効率を実現できています。  良いデバイスとは思っているのですが、やはり時の流れとともに、 ポメラのコンセプトは少々古くなってきていると言わざる得ないかなと思います。
 今回の DM25 を見て気になるところは以下の通り。
  • 未だに入力できる文字コードは ShiftJIS オンリー。 そろそろ UTF-8 くらい対応してくれてもいいのではないでしょうか?
  • これだけスマートフォンが普及した今、二次元バーコードってどうなん?
  • そう考えると USB ケーブル接続もそろそろ時代遅れでは…
  • 薄くなったのは歓迎なんですが、軽くなって 360g ですか… キーボードのない Nexus 7 との比較は無意味とはわかっていても、 こちらは 340g なんですよね。。。
 思うにそろそろ「ネットにつながらい」=「シンプル」とは 時代遅れになってきているのではないでしょうか?
 ましてや 29,800 円という価格。。。いまや 1 万円台でタブレットが売ってる時代で、 下手するとノート PC が買えてしまいます。
 ブラウザを搭載しろとか、 FacebookTwitter に つながれよ!とかは決して言いませんが、 この価格でシンプルかつ使いやすいコンセプトを再度考え直す時期が来たのかなと思わざる得ません。

 単純に Dropbox と同期できる ポメラがあったら買うなぁ…文字コードは UTF-8 でお願いします (^^;;;

 とか言いつつ、記事を見ていたら、 また ポメラ DM20 をもう一度使ってみよかなと言う気になってきました (^O^;
 使い方考えてみます f^^;

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「 ポメラ DM20 について語ってみる」
「 ポメラ DM20 について語ってみる #2」
「 でっかいポメラ! DM100 登場」
Posted on Mar 03, 2013 at 23:12

なぜ今、 Surface Pro ではないのか?

「 日本マイクロソフト、 Windows RT タブレット『 Surface RT 』を国内販売」 ~ 3 月 15 日発売、 32GB モデルで 49,800 円から ( PC Watch より)

 Surface が 3 月 15 日にいよいよ日本にも登場するそうである。
 以前から、タッチインターフェイスと通常のデスクトップインターフェイスの二面性を併せ持った Windows 8 には、 Surface のようなセパレートタイプのデバイスによってこそその良さが生かされると思っていました。

 ただ、米国から遅れること約半年、日本語環境に合わせてキーボードなどの ローカライズしていたと言いますが、 Windows 8 は爆発的には普及しないとほぼ見えたと言えるこのタイミングで、 国内販売が決まったのは Windows RT を搭載した「 Surface 」。
 Intel Core i3 を搭載した「 Surface Pro 」ではありません。

 Windows 8 が発売されてほぼ半年。
 Windows ストアアプリにしても盛り上がっているという話は聞きませんし、 デスクトップインターフェイスは Windows 7 より退化しているように思え、 タッチインターフェイスを使えてこその Windows 8 ですが、 これを導入するためだけに、環境を買いそろえる動機がいつまでたっても芽生えません。

 Windows RT を売っていかねばならない事情もあるでしょうが、 その前に 日本マイクロソフト としては、 Windows 8 をもっとしっかり普及させる方が先ではないでしょうか。

 Surface Pro であれば、これまでの Windows の資産を使えて、 かつタッチインターフェスも使える。。。これは Windows 8 だからこそできること。
 Windows RT では従来のデスクトップインターフェイスを使いこなすことはできないのです。

 日本マイクロソフトには、 半年たった欧米の状況を見ても、日本では旋風を起こせる!という秘策があるのかもしれません。
 ただ個人的にはいくら Surface をもってしても Windows RT を売るのは相当ハードルが高いと思っています。

「 マイクロソフト Surface Windows 8 Pro は北米 2 月 9 日発売。 10 型フル HD に Core i5 、デジタイザペン付属」Engadget 日本版 より)

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「 (今のところ) Surface あっての Windows 8 」
「 Windows 8 より Surface の方が気になって仕方がない」
Posted on Feb 21, 2013 at 23:01

SSD でパワーアップ!: Intel Smart Response Technology

 さて、Intel Rapid Start Technology の設定も終わったし、 いよいよ本命の Intel Smart Response Technology の設定です。

 とはいっても、SSD をハードウェア的に認識して、 SerialATA(SATA) の設定がちゃんと「 RAID 」で Windows 7 が動作しているのであれば、 設定は至って簡単です。

 ましてやうちの場合、RAID1 でミラーリングした HDD へインストールしてありましたので、 Intel Rapid Storage Technology Driver もすでに導入済みで、 タスクマネージャーに常駐している Intel Rapid Storage Technology を起動すれば、 あとはここから「高速の有効」化を設定するだけ。
 キャッシュメモリとして使う容量も設定する必要がありますが、 Intel Rapid Start Technology で使用する 8GB をのぞき全容量を割り当てるのも、 「カスタム」で指定する容量がすでに残り容量になっていましたので、 「最速モード」(これはお好みで)を選んで OK を押下すれば完了です。

 うちではすべての設定が終了して以下のような状態になっています。
Image:20130219SSDPowerUp.jpg
 再起動しても一度目はそんなに速度は変わりませんが、 二度目からキャッシュが効き始め、二度目以降は半分から 2/3 くらいしか 起動時間がかからなくなります(実測したわけではありません m(_ _)m )。
 これは Intel Smart Response Technology の導入レビューでよく見る話ですが、 実際の恩恵は起動時の速度ではなく、通常使っている時の各個アプリケーションの起動、 レスポンス、至る所がきびきびと動くようになってきます。
 下手に CPU パワーを上げたり、無駄にメモリ容量を増やすより、 ずっと実感できる速度というより俊敏さが得られます。
Image:20130216beforeSSDPowerUp2.jpg
 うちのように RAID1 で HDD をミラーリングして信頼性と容量を確保し、 かつ最低限の容量の SSD と Intel Smart Response Technology の導入で SSD の速度の恩恵も享受することができ、 「低コスト」「高速」「高信頼」「大容量」という今望みうる最高のストレージ環境を得られる パワーアップ手段と言えるでしょう。

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「 SSD でパワーアップ!その前に 」
「 SSD でパワーアップ!: Intel Rapid Start Technology 」