Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Aug 06, 2006 at 15:36

久々マウスネタ: ロジクール V450

「 ロジクール、レシーバ収納タイプの 無線レーザーマウス『 V-450 』」PC Watch より)

 久々のマウスネタです。
 ロジクールから 新作のモバイラー向け無線レーザーマウス 「 V450 」が 発表されました。  個人的な利用傾向においては最近、何となくデスクトップは マイクロソフト 製、 ノート(持ち歩き用)は ロジクール 製と 棲み分けが起こっています。
 更にそのノート用のマウスですが、自宅では V200 を オフィスでは V400 を使用しています。 どちらも一長一短で、V200 は、 やはりレシーバが本体裏面にはめ込むだけの構造になっているので、 レシーバーが無くなるのが怖くて持ち歩けないのが難点。  一方、V400 は 5 ボタンと言うところに飛びついたのですが、 無線レーザーでデュアルセンサという割には、 狭い範囲での追尾性能があまりよくなく、 時々ポインタがホップするような挙動を見せます。 最初のうちはこの挙動が許せずに格闘しているうちに手首が痛くなって、 危うく腱鞘炎になるところでした(最近はこういうもんだと思って慣れましたけど)。  デバイスとしては V200 で、 アイテムとしては V400 と言うところでしょうか?

 てな感じなので、今回の V450 は、 フォルムからして素直な無線レーザーマウスで、レシーバも更に小さくなり本体に収容可能と 食指が伸びてしまいそうな仕様です。
 5 ボタンなら飛びついてるんだけどなぁ。。。 とりあえず、発売されたらショップに実物見に行ってみよう。
Posted on Aug 04, 2006 at 00:18

blog wasabi

「 ブログパーツを提供・紹介するブログパーツポータル『 blog wasabi 』」Broadband Watch より)

 当ブログ の模様替えを 真剣に考え始めている昨今、ネタとしておもしろいサイトを発見。
 模様替え後には、自分でアクセスしても使い勝手のよいデザイン、 機能を取りそろえたいと思い、最近、ブログパーツにいろいろ興味を 持ち始めていた矢先、グッドタイミングなポータルのオープンです。 まだよく見てませんが、あれこれとあまりごっちゃりつけると、 ギャルな携帯みたくなってしまいそうなので、 十分に品定めをして控えめに採用できそうなものは、 模様替えの際、使ってみようかと思います。
Posted on Aug 02, 2006 at 22:55

PC Watch でも RSS 配信始まる

 常々、ネタ元としてお世話になっております PC Watch でも正式に RSS 配信が始まりました。これでまた一つ定期巡回が楽になりました。 ごつあんです。
 あとは imrepss Watch 系の ニュースサイトで RSS 配信が行われていないのは AKIBA PC Hotline!窓の杜 だけとなりました。
 次は 窓の杜 かな?
Posted on Aug 01, 2006 at 01:03

SmartFTP の日本語化

 FTP クライアント SmartFTP の 日本語リソース DLL を公開されていた YOU-Taro のページ の中の方が、 その 作成終了を宣言され て 半泣きになっていたのですが、泣いても始まらないので自力で何とかしてみることにしました。

 その最初の生産物ができたので、 Ellinikonblue.com PukiWiki の方に そのページを作ったのですが、これがまだバグバグの状態。
 Resource Haker を使ってしこしこ YOU-Taro のページ の中の方が 作成したものと比較しながら、 v2.0.996 用の DLL ファイルへ Cut & Paste を繰り返す膨大な作業… 本体のバージョンアップの度にこの作業をされていたと思うと頭の下がる思いです。

 その結果できた今回の代物は以下のような問題があります。
  • これまでと訳を変えたところがありながら、その訳が統一されていない
  • 基本設定画面のダイヤログの表示がバグい(どこかでとちった? (-_-;> )
  • 日本語化されていない部分が多々ある
 機能的な部分はおそらく問題はないと思いますが、 使用してみようと思われる奇特な方がもしいらした場合の注意!

すべて自己責任で使用してください。 使用して不利益を被っても一切の責任を当方は負いかねます。

 と、免責した上で、さらに今回やってみていかに作業量が膨大かと言うことがしみじみわかりました。
 今後、本体のバージョンアップに逐次ついて行くかどうかは全く保証しかねます。
# とりあえずできたと思ってみると v2.0.997 がリリースされている始末。。。 v2.0.996 用に試作した今回の代物がバグいので v2.0.997 用のリソースで作り直しをしてますが、 いつになるか、また完成するかも保証するものではありません。

 とりあえず日本語化の方法論くらいは、 Ellinikonblue.com PukiWiki の方の ページにはまとめようと思ってます。
Posted on Jul 29, 2006 at 11:07

Intel Core 2 Duo いよいよ登場

「 Core 2 Duo は Pentium 以来最大の革新 ~インテル Core 2 Duo 発表会」
「 Intel、Conroe の価格と Merom のスペックを公開」
(以上、 PC Watch より)

 AMD の攻勢に防御一方だった Intel がじっと狙っていた一撃。。。 Intel Core 2 Duo がいよいよ発表されました。
 コードネーム Conroe と呼ばれていたデスクトップ向け製品、 Merom と呼称されていたノート向け製品同時の発表です。 自作市場向けには 8 月上旬から店頭に並び始め、 メーカー製の PC もおそらく、秋モデルと呼ばれる製品群は フルラインナップで Intel Core 2 Duo 搭載機に なるでしょう。

 Pentium4 と比較して電力あたりの処理効率が劇的に向上したと言われる Core 2 Duo ですが、比べる相手が悪すぎるだけで、 AMD Athron64 と比較してはどうでしょう? コアの設計が新しい分、分が良さそうな気はしますが、 元の設計思想がモバイル用というところに、 実は 落とし穴が あったり 、結局クアッドコア構成を取ろうとすると、 Pentium D と同じように、ワンパッケージ上で 2 コアを連結して載せなければならなかったり、 死角のない製品でもなさそうです。

 しかし、とりあえず NetBurst を剛速球投手(しかもコントロールあまり良くない)とするなら、 Core Microarchitecture は技巧派の変化球投手と言うところでしょうか? 個人的には、設計思想として Core Microarchitecture の方が好感が持てるので、 久々に(デスクトップ用として価格がこなれてきたら)買ってみようかなと思うくらい期待している Intel 製品です。
# ノート用としては Core Duo と比較して消費電力が上がって、 中途半端になったような気がしないでもない。。。

後藤弘茂の Weekly海外ニュース 「 64bit は苦手な Core Microarchitecture 」PC Watch より)
Posted on Jul 25, 2006 at 23:55

AMD 、 ATI 買収が示す方向性

「 AMD 、ATI の買収を発表」
「 AMD 、ATI 買収記者会見を開催」
(以上、 PC Watch より)

 かねてからうわさになっていた AMD による ATI の買収が発表されました。
 この買収が今後示していく方向性について、 少々個人的な御託を並べてみたいと思います。

 HDD など各種インターフェイスのシリアル化が進む中、いまだパラレルのインターフェイスを 引きずってパフォーマンスと容量を上げていけないメモリ、 トランジスタ数が CPU すら上回り、システムとしても肥大化していく方向以外に進化できない GPU 、 シングルコアでは消費電力あたりのパフォーマンスの限界が見え始めた CPU など 現状、 Widnows PC の主要ハードウェアコンポーネントは行き詰まり感を否めなくなってきています。
 このような現状で CPU サプライヤーとしての AMD は、CPU コアに直結するインターフェイスをオープンにし コプロセッサによる特定アプリケーションに対するパフォーマンスアクセラレーションで、 突破口を探ろうとしています。 今回の ATI の買収は、 短期的にはこのコプロセッサの供給をサードベンダのみに頼らず、 自社でも開発していく可能性を買ったともいえます。 基本的に GPU というのは超高性能なベクトル演算プロセッサなわけですから、 GPU ベンダも汎用的な使い方を模索している中、 CPU ベンダとしてこれを積極的に取り込んでいこうというのでしょう。 これは非常にわかりやすい意図です。

 ただこの方向性だけでは AMD プラットフォームで、 最大のチップセットサプライヤーでもある NVIDIA は 面白くないでしょう。
 中期的な意図としては、現状、ハイエンドで NVIDIA SLI と CrossFire でぶつかる 両者の開発競争力を AMD が コントロールできるようになるということがあります。
 ハイパフォーマンスでは NVIDIA 、 エントリ、特にノート PC 向けの GPU 統合型チップセットでは ATI と、今後ある程度 AMD の意図を働かすことができるようになります。
 プラットフォームを一社独占で供給していない AMD にとって、同社 CPU を頂点とするエコシステムを よりスムーズにまわすために非常に有効な手段となっていくでしょう。

 長期的に見ると Intel 中心に動いてきた Windows PC プラットフォームの潮流そのものに大きく影響してくるように思います。
 具体的には会見中にもあった CPU/GPU のワンチップ化といような 新たなトレンドを生み出して推進していくパワーになりうる可能性は十分にあるでしょう。
 またファブレスである ATI の プロダクトの生産を、 AMD のファブでもまかなえるめどが立てば、 ファブへの投資もより大胆に進めていけるようになる可能性もあります。

 まぁいずれにせよ個人的な考察でしかないわけですが、 これが的を得ているにせよそうでないにせよ、 vs Intel という構図において、 より AMD の戦略の幅を広げたことは間違いないでしょう。
 Intel vs AMD が より熱い戦いを繰り広げれば、 我々ユーザも得られる恩恵が大きくなることは、これまでの歴史が物語っているような気がします。 ちょっと大味になり始めている PC の進化の方向がよりアグレッシブに面白く進化していく 布石になってほしいものです。

元麻布春男の WatchTower 「 第 6 回 AMD の ATI 買収劇が意味するもの」ITmedia +D より)
Posted on Jul 21, 2006 at 23:55

深海魚フィルター v1.02

「 『 Becky! 』に“ベイズ理論”を用いた学習型のスパムメールフィルターを追加」窓の杜 より)

 普段は自宅で Becky! Internet Mail 、 オフィスでは Mozilla Thunderbird を メールクライアントとして使用していて、 自宅でのスパムメール対策には POPFile ベースの クイック POPFile を使用しています。
 普段からベイズ理論を用いた学習型スパムメールフィルターを利用している者として、 現状では非常に有効だと思っています。

 上記の記事で紹介されている 深海魚フィルターBecky! Internet Mail の プラグインという形のインプリメントを採ったベイジアンフィルターです。
 個人的には、このプラグインや Thunderbird の迷惑メールフィルターのように、特定のクライアント向けのインプリメントより POPFile の ようなプロキシ的なインプリメントの方が、 クライアントを変えることがあっても辞書が引き継げるので、汎用性の面からよりよいと思いますが、 実行パフォーマンスが悪いという致命的な欠点も持っています。
 メールクライアントは Becky! 一筋、変えるつもりは毛頭ない! という方にはよいかもしれません。 個人的にも Becky! 使いの端くれとして、 メモっておきたいと思います。
Posted on Jul 15, 2006 at 00:53

Bluetooth か UWB か…それが問題?

「 UWB が国内解禁 Wireless USB登場間近に」ITmedia より)

 「今年は UWB 元年」等という言葉を聞いていましたが、 いよいよ UWB が離陸します。 Intel も次世代 Centrino プラットフォームで ICH に 内蔵して来るとも言われます。

 同様の無線接続技術ではすでに Bluetooth が存在しますが、 日本ではいまいちぱっとしません。 USB が IEEE1394(Firewire) を駆逐してしまったように、 UWB が Bluetooth を葬ってしまうのか?それとも共存するのか?
 それは技術の優劣ではなく、結局、Windows がどちらのスタックを しっかりインプリメントするか?それにかかっているように思います。
 しかも Vista でではないです。 XP でです。

 (どちらでもいいですけど)早く普及して 無線マウスの各製品固有のレシーバとは、早いとこおさらばしたいものです。
Posted on Jul 13, 2006 at 23:00

祝! Virtual PC 2004 日本語版 無償公開!!

「 MS 、仮想PC作成・実行ソフト『 Virtual PC 2004 』日本語版を無償公開」窓の杜 より)

 Virtual Server 2005 の無償公開 に続いて、 Virtual PC 2004 日本語版も 無償公開されることになりました。
 すばらしい。ぐれいとです。 Good Job!! d(^_-)-*

 これまで Virtual PC 2004 は、 オフィスの検証環境で便利に使っていましたが、 今の PC の有り余っている CPU パワーを有効に使うことのできる 優れたソリューションだと思います。
 これからは個人でも、UNIX 疑似環境を Windows 上で云々など小難しいことを考えなくても、 素直に UNIX 環境そのものを Windows 上に構築できたり、 95/98 時代の特にゲームなどのアプリケーションを動かす環境も作れたりもするわけです。
 また後継バージョンである Virtual PC 2007 も無償公開されるとのこと。
 これから逆風が吹くことも、ライセンスの問題など細かい問題も発生するでしょうが、 よりよい方向に解決していって、仮想環境ソリューションを展開していって欲しいものです。

 とりあえず、ごちそうさま (^-^)/ > Microsoft

元麻布春男の 週刊 PC ホットライン 「 不透明感が残る Virtual PC の無償化」
PC Watch より)
Posted on Jul 12, 2006 at 23:57

Internet Explorer 7 Beta3 日本語版

 ちょっとさわってみなければならない必然性に駆られて、 Windows XP Service Pack 2 用 Internet Explorer 7 Beta3 日本語版を ダウンロード&インストールしてみました。
# ちなみに下図、スクリーンキャプチャで、 IE7 Beta3 の後ろで動いているのは Windows Media Player 11 のβ版。
Image:20060712IE7B3J.jpg
 メニューなんかもすっきりして、レンダリングも「?」と思う部分は (ざっくと見た感じ)なかったですし、今のところ大きな失望感は味わってません。
 動作も安定してます。残念ながら Firefox の拡張機能 IETab が レンダリングエンジンとしてちゃんと呼べるかなど、 個人の趣味に走った検証は(さすがに会社の検証室だったので)やってませんが、 そろそろβ版を試した人も増えてきて「なかなか良い」と評価する人の話を聞くこととあわせて、 正式リリースが楽しみになってきました。
# 別途、Vista β2 上の IE7+ についても さわってますが、なぜか最新ビルド (5456.5) から IE7 での日本語の表示が「メイリオ」では なくなっているのですが、なぜでしょう?

 もちろん、自前の PC に入れたわけではありません。そんな怖いことはできません。 会社の検証用 PC にインストールした Virtual PC 上の仮想環境にです。
 昔々、IE4 のβ版を ほいほいインストールしてしまって、OS ごと破壊されるという地獄を見て以来、 MS 製の β版には細心の注意を払うようにしています (^^;;;>