最近自分が本業で関わっているプロジェクトが山場にさしかかり、
どたばたすることが多くなってきました。
元々落ち着きがない方ではあるのですが、いよいよ自席に座って作業する時間が減ってきたために、
会社に少々無理言って持ち運びのできるノート PC を一台用意してもらうことにしました。
それで選択したのが
Lenovo
ThinkPad X100e 。
自前の端末はもちろん、会社で与えられた PC としても自分専用では生まれて初めて使う ThinkPad です。
貸し出し端末とか超短期間で使うことはあっても、自分用として環境を整えて使うのは初めてで、
「 ThinkPad 」の冠しているとは言え、
たった 70,000 円弱のいわゆる CULV クラスノートですから過度の期待は禁物だと思っていたわけです。
ところがです。
これが思いの外いい。ThikPad 自慢のキーボードもアイソレーションタイプですが、
同じアイソレーションタイプのキーボードを装備する
普段使っている
VAIO の
キーボードより使いやすいくらいです。
液晶の品質も悪くないですし、
Windows 7 Professinal を動作させても
AMD Athron Neo MV-40 + M780G の組み合わせは
予想以上にパワフルです。
6 セルバッテリモデルを買ったので、バッテリも三時間くらいは持ちますし、
オフィス内を持ち歩くくらいなら重量も気になりません。
事務仕事用途なら十分な性能を備えています。
個人的にはトラックポイントが苦手なんですが、タッチパッドもついてますし、
USB も 3 ポートあります。
加えて Bluetooth まで備えているので、ノート PC の拡張性としても必要十分でしょう。
# ちなみにトラックポイント、タッチパッドは個別に ON/OFF できます。
そりゃまぁ気になるところはあります。
工場出荷時に Bluetooth がソフトウェア的に OFF になっていて有効にする方法がわかりにくいとか、
仮想化支援機能 AMD-V も BIOS で Disable に設定されているので、
わからない人はこれらの機能を使わないまま償却期間を終えてしまうでしょう。
あとストレージは HDD で容量は十分なんですが、
アクセスランプが見あたらないんです。I/O で負荷がかかっているときなど
フリーズしたのか何なのかよくわかりません。
またトラックポイントのゴムが、どうも本体を閉じたときに液晶面に接触しているらしく、
液晶面に跡が残ります。気にしなければ気にならない程度ですが、
一度気になるとこれが気になって仕方ありません。
しかし、これらの不満もお値段を考えれば十分に目をつぶれる程度のコストパフォーマンスです。
中途半端なネットブックを買うならおすすめできるかな
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Lenovo
ThinkPad X100e