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夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Jan 18, 2010 at 23:22

富士通 500g 以下の新 LOOX U 「 LOOX U/G90 」

「 富士通、 500g を切るミニモバイル PC 『 LOOX U 』」PC Watch より)

 競馬のレースやこういう PC 春モデルの発表で季節を知る痛い人ですがなにか?
 ではなくて (^^;> 、富士通 から 個人的には 空振りだった CES で 唯一、心が揺らいだミニノート新型 LOOX U が発表されました。
 新書版サイズ 500g を切るフォームファクターで、1280x800 という 5.6inch ではありますが 一般的なネットブックより高い解像度で Windows 7 が 動くと言うかなり魅力的な機種です。
 写真で見たときには自分的にはかなり盛り上がりました。  ただ、今更また Z 系か…という残念感と TAB キーがあり得ない位置にあるキーボード、 コスト高になる以外、特にメリットを感じないタッチパネル液晶というところで冷静になり、 結論としてすでに ポメラ購入しちゃってますし
# 今日、お値段を見ていよいよタッチパネルいらねぇからもうちょっと安くして… と思ったのは私だけ?

 一斉に、ソニー東芝NEC など国内メーカーからも ネットブック相当の機種が発表されていますが、 エムエスアイ から発表されたもの同様、 「 N450 に載せ変えただけ」と言われるとしゃくなので…程度にリファインされたプロダクトばかりで、 そもそもにして個人的には重量が 1kg 以上あってバッテリーで 5 時間も稼働しないようなミニノートなど 全く興味がありません。

 新 Atom には、これまで Z 系でしかなかったようなフォームファクターの実現を期待していたのですが、 少なくとも第一世代はこんなもんのようです。残念。

「 ソニー、 VAIO ノート春モデルを発表」 ~ VAIO X/P シリーズに新色
「 東芝、イー・モバイル /WiMAX 対応の『 dynabook UX 』」 ~モバイルノート春モデルを発表
「 NEC 、 Core 2 Duo になった CULV ノート『 LaVie M 』」 ~ネットブック『 LaVie Light 』は新 Atom 搭載
「 富士通、 Made in Japan のネットブック『 LOOX M 』」
「 エムエスアイ、 Atom N450 搭載のネットブック」
(以上、 PC Watch より)

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蛇足: 全く話は変わりますが、国内メーカーの春モデル発表がこんなに一日にかぶることって、 結構まれだと思うんですが、今週後半以降やっぱり何かあるのか? と勘ぐってしまいます。やっぱ噂のあれですかね? (^O^)
Posted on Jan 17, 2010 at 00:07

ポメラ DM20 S/W 1st Impression

 さて間が空きましたが、 今度は ポメラ DM20 のソフトウェア的所感を。  入力に関しては、なんせ ATOK ですから…では、 テキスト入力しか基本できない機械ですから話が終わってしまいますので PC 版の ATOK と比較すると、 やはり予測入力(ある程度文字を入力すると候補をあげてくれたり、 ある単語を入力すると続く単語の候補をあげてくれる携帯電話入力のような機能のことです)がないことが、 なにより残念です。
 あと全く個人的なことですが、関西弁モードがないことがちょっと残念です (^^;>
 それ以外は使っている限り辞書の貧弱さも感じません。 まだ辞書が鍛えてないので「ん?」てときはありますが、 変換能力が極端に悪いと言うこともありません。

 DM20 の新機能として便利なのはカレンダー機能。 DM10 でも月毎のカレンダーは表示できたそうですが、 DM20 では日毎にメモをつけることができるようになっています。 「使わんかな、これ?」と思ってましたが、これが意外に便利。
 最初はメニューからしか呼び出せないのか?と思っていましたが、 [alt]+[F1] で呼び出せることを知ると便利で便利で。。。
 このメモは実際に作成するテキストを保存する本体メモリとは別の領域(本体内メモリ)に作成され、 PC に接続すればまとめて消すこともできます。

 ちなみに DM20 は PC に接続すると、 microSD メモリを差していないと二つの外部ストレージに見え、 差していると三つに見えます。
 一つ目がカレンダーメモの領域、二つ目は microSD がある時は microSD メモリの領域で、 microSD がある時の三つ目、 ないときの二つ目は通常のテキストファイルを作成したときに保存する内蔵メモリ領域が見えます ( Windows 7 の場合)。
 なにせ三つのメモリ領域へ USB ケーブル一本でアクセスすることになるため、 特に microSD へのアクセスがすごく低速で、 通常の SD カードドライブのように使おうとすると無理が出てきそうな感じです。

 そもそもにしてテキストファイルを作成するだけのツールですから、 ソフトウェア的インプレッションといってもこれくらいです。 (^^;>
 それでももうかれこれ一週間使いましたが、すでに手放せなくなり始めています。 今のところ、総合で合格点です。> ポメラ DM20
Posted on Jan 13, 2010 at 00:09

ポメラ DM20 H/W 1st Impression

 私の購入した ポメラ DM20 ですが、 楽天 の期間限定セールで 22,800 円でした。 kakaku.com とかでもさんざん価格調査しましたが、 おそらく 1 月初旬の時点で最低価格に近い価格でしょう。  すでに発売から 1 年以上が経過している DM10 が 15,000 円弱くらいですから、おそらく DM20 も 20,000 円前後が底値だと思って手を出しました。

 まず、そのハードウェアとしての使い心地ですが、まずはキーボードでしょう。  DM10 を使ったことがないので DM20 が比較していいとも言えませんが、 秋葉原や日本橋で安価に購入できるパンタグラフキーボードくらいの品質のように思いますから、 このサイズのガジェットとしては上質な方ではないでしょうか。
 普段、ソニーVAIO type T を メインで使ってますが、これとの比較なら「ぜんぜんだめ」とはならず、 逆に ポメラ の使う頻度が上がってくると type T のキーボードの方が だめになってしまわないか怖くなってくるくらいです。

 また開けて電源押して起動は 2 秒に偽りはないです。 正直ここまで早いと思っていませんでした。
 キー操作のレスポンスもかなりいいです。いろいろな意味で待たされることがまったくありません。

 全体的にはサイズ的に思っていたとおりの大きさで、 ほぼ一般的な電子辞書と同じくらいか、ちょっと分厚いかなというのと、 重さ( 400g 弱)は意外に重く感じます。
 おまけになんだかんだ言ってもフルキーボードが搭載されているので、 サイズ的にも立った姿勢での入力は無理だろうと思っていましたが、 これが意外にいけます。 入力効率はかなり犠牲になりますが、片手でもって逆の手で入力しても使えそうです (その程度のずっしり感です)。

 液晶は白黒ですが、一般的な図書館くらいの明るさであれば、視認性に何の問題もありません。 ただバックライトがないので、たとえば寝室で寝る前に開けて書き物となると、 相応の照明が必要になるでしょう。  全体的な作りも思いの外しっかりしていて、以外に高級感があるなぁ…と個人的には思います。
 少なくとも先般買った(そもそも商品コンセプトが違うという話もありますが) DSi とは 5,000 円程度の価格差では埋まらないものとしてのしっかり感、高級感があります。

 だらだらとちょっと長くなってきたので、ソフトウェア的インプレッションはまた次回。
Posted on Jan 11, 2010 at 21:36

ソニー dash はいいんじゃない?

「 ソニー、タッチスクリーンを備えるインターネット端末『 Dash 』を発表 -- Chumby のサービスを採用」CNET Japan より)

 今年の CES は 空振りだった という話をしましたが、 個人的に期待していた方向へのヒットはなかったという話で、 ソニー からは 結構、おもしろい商品が発表されています。
 それが dash です。

 デジタルフォトフレームと言うものが、ある程度市民権を得た商品になっていることは認識していますが、 個人的には自宅に一台もありません。あまり写真を眺めてのんびりという時間もないですし、 価格の割には機能がストイックすぎると思うからです。  Chumby も、 フォトフレーム的な使い方以外にもカスタマイズしていろいろな用途に使えるガジェットと言うことは 知っているのですが、 一般的な家電量販店でものを見る機会もないですし、何より結構高価な商品で、 デジタルフォトフレームとして主に使うにしても、その液晶の品質などやはり目で確かめたいと 思ってしまいます。

 Chumby のサービスが使え、 液晶も ソニー 品質で、 家電量販店などでも取り扱われるとしたら、ちょっとおもしろい製品なるかもしれませんね。
# まずは日本で発売されるかどうかが先ですが…
chumbyで遊ぼう!
米田 聡 著
( ソフトバンククリエイティブ )
Posted on Jan 10, 2010 at 10:36

CES が空振りに終わったので…

 新型 Atom こと PineTrail が 事前に 発表され 、 これを採用したネットブックが大挙発表されると期待した今年の CES
 しかし、個人的には完全に空振りでした orz
 新 Atom は CPU とこれまでのグラフィックス機能を内蔵したノースブリッジが統合され、 処理能力の大幅なパワーアップは望めなくても、 2 チップ構成になって実装面積の大幅な縮小、 そしてなにより省電力も期待できる製品で、 これまで Z 系 Atom でしか期待できなかったフォームファクターが N 系 Atom でも実現できる。。。 そう期待していたのですが見事に裏切られました。
 そういう製品は第二世代の製品に期待するしかないようです。
 年末に PocketWiFi を買い増し、 EM・ONE αを現役から退かせ、 その後継として完全に持ち歩き用途で使えるライトなノート PC を期待していた者としては、 非常に残念です。

 とは言っても、今更 EM・ONE αを 現役復帰させる気にもなりません。 二年間使ってきて、EM・ONE αは、 通勤電車など立って文字入力を強いられるところでも利用でき便利なのですが、 座して文字入力ができる場合、立っている状態と入力効率が全く変わらないのが歯がゆく、 それがとうとう我慢できなくなりました。

 で…
Image:20100109pomeraDM20Get.jpg
 買っちゃいました ポメラ (^^;>
 しかも昨年 12 月 11 日に 発売された ばかり のプレミアムモデル DM20 。 やっちゃいました。これが買った ポメラ で 下書きした初エントリです。

 いいすっよ> ポメラ
 という話がこれから何回か続きます。。。 (^O^;;;>
Posted on Dec 31, 2009 at 12:03

日本語版 Kindle 欲しいけど、はやらないと思う理由

本田雅一の週刊モバイル通信 「 2010 年のモバイル機器市場を占う」PC Watch より)

 年末年始のこの時期、 IT 系のニュースサイトというのはどこもかしこも、 来年の勝手予想、今年の振り返りの記事ばかりの金太郎飴状態で、 目を通しても退屈きわまりない記事が多いのですが、 その中でちょっと目にとまったのが上記の記事。
 春から夏ぐらいには日本語版 Kindle、春ぐらいには電子ブックリーダにもなる Apple の タブレット型端末が登場すると噂されている。
 Kindle が米国ではスマッシュヒットして、 米国版そのままを日本でも発売、 話題になりました

 Kindle 欲しいか?と聞かれれば、 欲しいですよ。はっきり言って。うちにあるあの大量の本が、 あのサイズに全部収まって、持ち歩けると思えばなおさらです。
 発想はまさに書籍版 iPod なわけで、 特に分厚くて重い IT 系の書籍が全部であの重さになって持ち歩けるならば正直、 iPod より有用じゃないかと思ってみたり。

 ただ日本語版が出て、さぁ日本でも電子書籍がばんばん出てくるかと言われれば、 おそらくはそうはならんでしょうな。
 だって音楽が今でも日本ではそうじゃないですか? 音楽以上に書籍は再販制度という過保護に「超」がつくほど保護されている業界ですから、 それが卸も小売りもすっ飛ばして流通するなどというビジネスモデルが、 素直にまかり通るわけがないと思いません?

 また今の構造を打破する以前に、 日本の場合、果たして Kindle で漫画を出版できるかというところが 大きな鍵になってくるかと思います。
 今の Kindle は見ている限り文字ベースの出版物が対象のようなので、 日本の出版では漫画が大きなウエイト占めているデータ量としても大きい画像ベースの漫画を 十分な量(種類と質)を流通させることができるか? 文字ベースの出版だけでブレイクした Kindle の 日本での大きな挑戦となると思います。

 そして何より Kindle の日本での最大の敵は携帯電話業界です。
 すでに携帯コミック、携帯小説と携帯電話コンテンツビジネスの中核となりつつありますから、 はい Kindle きました、どうぞごっそりコンテンツを持ってってくださいとは 絶対に ならないと思いますよ。

 先行きかなり不安だと思いますが、絶対に成功して欲しいと個人的には思ってます > Kindle
 来年の春から夏、期待して待っています。

「 アマゾンの電子ブックリーダー Kindle 、日本を含む 100 か国以上で購入可能に」Engadget Japanese より)
「 Amazon 「 Kindle 」徹底試用レポート(前編)~基本仕様と使い勝手をチェック」
「 Amazon 「 Kindle 」徹底試用レポート(中編)~ Kindle Store で実際にコンテンツを購入する」
「 Amazon 「 Kindle 」徹底試用レポート(後編)~コンテンツのアーカイブ方法や PDF 表示機能などを チェック」
(以上、 PC Watch より)
Posted on Dec 23, 2009 at 00:11

Pine Trail 搭載ネットブック Dell Mini10

「 Dell 、ネットブック Mini 10 に新 Atom N450 搭載モデル」PC Watch より)

 先般、新しい Atom が 発表された ばかりですが、早くも Dell から N450 搭載の Mini10 が発表されました。
 まぁ Dell ですしね。 既存機種の載せ替えですから、早く発表しないとただでさえ少ないインパクトが…と言うところでしょうか?

 注目は 6 セルバッテリーで 9.5 時間という駆動時間。
 現行の Mini10 が標準の 3 セルバッテリーで 3 時間強ですから、 単純に 1.5 倍くらいバッテリー駆動時間の延伸が望めるというのが Atom N450 の威力でしょう。

 ネットブックで重量が 1.2kg 以上もある( 3 セルバッテリ搭載時)Mini10 には、 個人的には全く興味がありませんが…さぁ後続に期待 f^-^;
Posted on Dec 22, 2009 at 07:40

Pine Trail 登場

「 Intel 、グラフィックス / メモリ機能を統合した新 Atom」PC Watch より)

 いよいよ新 Atom こと「 Pine Trail 」としてリリースされた CPU の中でも、 注目は現在ネットブックに使われている N2x0 シリーズの置き換えを狙った N450 でしょう。
 N450 はグラフィック機能が内蔵されているために、 チップセットである NM10 Express とあわせて 2 チップ構成となり、 消費電力はあわせて 12W 。

 年明け 1/4 以降主要メーカーから 80 モデル以上が発表される予定だそうで、 まさか 80 機種も出て、全部現行機種のただの置き換えじゃないですよね。
 今度は出遅れのないよう、期待してますよ>国内メーカー 様 (^^)b
Posted on Dec 07, 2009 at 00:15

ナナオ FlexScan SX2262W

「 ナナオ、広色域タイプの WUXGA 対応 22 型液晶」 ~直販価格 69,800 円 ( PC Watch より)

 我が家のデスクトップの(一応デュアルで構成しているので)メインディスプレイは、 ちょっと気張って 購入した 三菱電機RDT261WH ですが、 サブディスプレイとなっているその前まで使っていた 19inch CRT が最近やばいです。そろそろ。
 ときどきバチッと言ったかと思うと、一瞬画面が真っ黒になって戻ってきます。 そりゃもう 10 年近く使っているので寿命っちゃ~寿命です。
 26 インチものすばらしく広いディスクトップがあるんだからサブディスプレイがなくなっても… とは言っても、一度このデュアルディスプレイという環境を味わってしまうと、 もう手放しがたい。

 そこでこの ナナオ FlexScan SX2262W いいなと。
 今度サブディスプレイを用意するなら、 RDT261WH のように高価な IPS 液晶でなくてもいいので、 ピボットがきく液晶がいいなと。
 TN 液晶はもってのほかですが VA ならおっけーということで。
Posted on Dec 06, 2009 at 22:39

そろそろ Pinetrail 搭載機について妄想する

北森瓦版
「 “ Pineview ”は 12 月 21 日ローンチ―製品名は Atom 2 に?」
「 2010 年 1 月 3 日に登場する Intel の新 CPU に関して」

 Pocket WiFi手に入れて 便利に使っていますが、 これに伴ってテキストの入力環境を考え直すにあたって、 ポメラ 購入をぐっと 我慢している 理由は年明け早々にも Intel の新 Atom プラットフォーム "Pinetrail" 搭載機が どっと発表される公算が高いからです。

「所詮、現行 Atom N 系の置き換えでしょ?」
 確かにそうなんですが、いわゆるミニノートで人気するとがった商品は Z 系を利用していることが多く、これは Z 系の消費電力が低いということより、 Atom Z + US15W(Menlow) の 2 チップで構成できると言うことが 大きく影響しているように思います。
 何せミニノートですから 3 チップより 2 チップの方が、 (マザーボードなら同じサイズなら)レイアウトの自由度は勿論上がりますし、 今回の Pinetrail で CPU 側に GPU が内蔵されることで、 N 系でも 2 チップ構成にできる上に、全体の消費電力もぐっと下がるはずです。

 結局何が言いたいかというと、 この新 Atom プラットフォーム立ち上げにあわせて 発売以来全く刷新がなかった ソニーVAIO type P が Pinetrail 搭載機としてモデルチェンジするのではないかと思っています。
 確証は何もないです。残念ながら。期待半分以上です。  ただ、同じ Z 系 Atom を採用する VAIO X が発表され、 価格的にはより安価な VAIO W がありますし、 type P にはそのサイズ以外に 特徴が際だたなくなっています。  Pinetrail が出たからと行って、発売されたての VAIO X がいきなりモデルチェンジをするとも思えませんしね。  ということで Pinetrail 発表まで、 Pocket WiFi を中心とした 新しいモバイル環境構築はぐっと我慢です。